宮沢氷魚×小西桜子「はざまに生きる、春」公開、嘘がつけない画家と編集者の恋描く
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「はざまに生きる、春」ポスタービジュアル
宮沢氷魚と小西桜子が共演した「はざまに生きる、春」が5月26日に全国公開。ポスタービジュアルが到着した。
本作は、芸能事務所レプロエンタテインメントが“映画をつくりたい人”を募集するプロジェクト「感動シネマアワード」にて大賞を受賞した作品。劇中では発達障害により感情を隠すことがない画家・屋内透と優柔不断で自己評価の低い雑誌編集者・小向春の恋模様が描かれる。主演の宮沢が「青い絵しか描かない」ことで有名な画家の屋内、小西が春を演じ、細田善彦、平井亜門、葉丸あすか、芦那すみれらも出演。「テラリウムロッカー」の葛里華が監督を務めた。
このたびYouTubeで本予告も公開に。思ったことをストレートに口にし、嘘がつけない屋内に最初は戸惑う春だったが、空気ばかり読んで生きてきた自分とは違う彼の姿が新鮮に映り、いつしか恋に落ちていく。
宮沢は「発達障害を持つ画家の透と、その透に魅了されていく春ちゃんの物語を是非楽しみに待っていてください」と述べ、小西は「春を演じるうえで沢山悩みましたが、葛監督が丁寧に話し合いを重ね、情熱的に向き合ってくださったおかげで、春として、嘘がないと思える瞬間を紡ぐことができました」とコメント。葛は「人と人は、分かり合うことができるのか。この答えを見つけたくて、映画を作りたいと思いました」とつづった。
宮沢氷魚 コメント
2年前に撮影をしたこの作品を、ようやく皆さんにお届けできることをとても嬉しく思っております。
葛里華監督の素晴らしい脚本と演出に加え、小西桜子さんや素敵な役者の皆さんと共に作り上げた大好きな作品が完成しました。
発達障害を持つ画家の透と、その透に魅了されていく春ちゃんの物語を是非楽しみに待っていてください。
小西桜子 コメント
はじめにお話をいただいときに、脚本の持つ力に引き込まれ、強く心を揺さぶられたのを覚えています。葛監督がこの作品に委ねた想いをひとつも溢さないように、そして願わくば同じ感情を皆さんにもお届けできるようにと、全力でこの作品に臨みました。
春を演じるうえで沢山悩みましたが、葛監督が丁寧に話し合いを重ね、情熱的に向き合ってくださったおかげで、春として、嘘がないと思える瞬間を紡ぐことができました。
宮沢さん演じる屋内さんは、人としての清らかさがそのまま表れているようで、春として心を交わすうちに、沢山の知らなかった感情をもらい、何度も救っていただきました。
撮影からは月日が経ちましたが、今もずっとあの春の思い出が自分の中に生き続けています。
長い時間をかけて皆さんで紡いできたこの作品をようやくお届けできること、とてもうれしいです。
「はざまに生きる、春」が多くの方に届くよう心から願ってます。
葛里華 コメント
同じ景色を見ていても、隣にいる人が同じ気持ちとは限らないことに、興味深さを感じます。
人と人は、分かり合うことができるのか。
この答えを見つけたくて、映画を作りたいと思いました。
澄み渡る演技で主人公・屋内透を形作ってくれた宮沢氷魚さん。真っ直ぐな眼差しで透への想いを表現してくれた春役・小西桜子さん。
そして、素晴らしいキャスト・スタッフに恵まれ支えられて、映画を完成させることができました。
観てくださった方の心に、あたたかな春が訪れたら、私は何より幸せです。
(c)2022「はざまに生きる、春」製作委員会