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温泉ドラゴンが紡ぐ、“みっともなくも切ない”家族の物語「悼、灯、斉藤」開幕

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温泉ドラゴン「悼、灯、斉藤」より。

温泉ドラゴン「悼、灯、斉藤」が、昨日2月16日に東京・東京芸術劇場 シアターイーストで開幕した。

原田ゆうが脚本、シライケイタが演出を手がける本作は、温泉ドラゴンの新作公演。劇中では、母の急死により実家に集結した斉藤家の3兄弟と、その父が描かれる。彼らはけんかし、いがみ合いながらもさまざまな手続きを進めていき……。

脚本の原田は「魅力が溢れまくるキャストさんと頼りになりまくるスタッフさんにより、みっともなくも切ない家族の物語が立ち現れています。ぜひ劇場に足をお運びくださいませ」と観客に呼びかけ、演出のシライは「この物語は原田の個人的な体験が元になってはいますが、間違いなく現在の僕らの物語です。僕らが出会うべくして出会ったこの作品を、最高のスタッフキャストと共に全力でお届けいたします。いつもの温泉ドラゴンとは一味も二味も違う本作を見届けに、是非劇場にお越しください」とメッセージを送った。

公演は2月23日まで。なお出演予定だった津田真澄は体調不良のため降板することに。津田に代わって大西多摩恵が出演する。

原田ゆう コメント

今回の作品は個人的な出来事をモチーフに、40代の三兄弟を中心とした家族のことを描いています。実母の急逝により、軋んでいた関係が修復されるのか、瓦解していくのか。

魅力が溢れまくるキャストさんと頼りになりまくるスタッフさんにより、みっともなくも切ない家族の物語が立ち現れています。ぜひ劇場に足をお運びくださいませ。

シライケイタ コメント

原田ゆう渾身の新作がいよいよ開幕します。

昨年の夏に初稿を読んでから今日までずっと、大切な人の「死」と、その死がもたらす「喪失感」に向き合ってきました。誰もが体験することだからこその難しさと優しさに満ちた稽古場でした。

この物語は原田の個人的な体験が元になってはいますが、間違いなく現在の僕らの物語です。僕らが出会うべくして出会ったこの作品を、最高のスタッフキャストと共に全力でお届けいたします。

いつもの温泉ドラゴンとは一味も二味も違う本作を見届けに、是非劇場にお越しください。

温泉ドラゴン「悼、灯、斉藤」

2023年2月16日(木)~23日(木・祝)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

脚本:原田ゆう
演出:シライケイタ
出演:阪本篤、筑波竜一、いわいのふ健 / 大森博史、大西多摩恵、林田麻里、宮下今日子 / 枝元萌、東谷英人、山崎将平、遊佐明史

※山崎将平の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。