た組の新作は、破綻寸前の夫婦を巡る悲劇と緊張の日々描く「綿子はもつれる」
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た組「綿子はもつれる」ビジュアル(宣伝写真:(c)山崎泰治)
た組「綿子はもつれる」が5月17日から28日まで、東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて上演される。
これは加藤拓也によるた組の新作公演。安達祐実が主演を務め、破綻寸前の夫婦に起こった悲劇と緊張の数日間を描く。出演者には安達のほか、平原テツ、鈴木勝大、田村健太郎、秋元龍太朗、天野はな、佐藤ケイが名を連ねた。
上演に向けて加藤は「もつれるということはある空間において、進行方向が別のものがいくつか存在していてそれぞれ進んでいくということで、もつれてから元に戻ろうとすると、正しく、そして連続でほどけていかないといけません。もつれている点をよく見つめなければいけないのです。その点を見つめる為に、常に別々の方へ進んでいく者をある空間に置いてみるのかもしれません。祐実さんをはじめ、心から納得する人たちとそのような空間を作れることがとても楽しみです」とコメント。
安達は「加藤拓也さんの舞台に出演させていただくのは、今回で三度目になります。あのひりつくような空間に、また身を投じるのかと思うと、恐怖であり、それ以上に、えも言われぬ喜びを感じています。何が起こるのか、何処に連れていかれるのか、観に来てくださるお客様と共に時間を生きられること、楽しみにしております」と語っている。
チケットの一般前売りは4月15日10:00にスタートする。
た組「綿子はもつれる」
2023年5月17日(水)~28日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト
作・演出:加藤拓也
出演:安達祐実、平原テツ、鈴木勝大、田村健太郎、秋元龍太朗、天野はな、佐藤ケイ