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滝藤賢一主演「オリガミの魔女と博士の四角い時間」最終章に安田章大、上野樹里

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「オリガミの魔女と博士の四角い時間」ビジュアル

滝藤賢一が主演を務めるドラマ「オリガミの魔女と博士の四角い時間」の新作がNHK Eテレで2月25日、3月4日に放送される。

2017年から不定期放送されている本作は、折り紙をテーマとしたファンタジードラマ。折鶴博士役で滝藤が出演し、魔女の声を尾上菊之助が担当するほか、小山春朋、岩井ジョニ男がレギュラーキャストに名を連ねる。約1年ぶりとなる今回の新作2話が最終章となる。

2月25日放送回「星空から カウボーイ★」には安田章大(関ジャニ∞)が出演。安田が演じるギターを担いだ男が博士の前に突如現れ「自分は天上の星座、“うしかい座”だ」と名乗る。博士が折った折り紙の牛が原因で自分の愛する“おうし座”が夜空から逃げ出してしまったと言う男は「おうし座を俺に返せ!」と詰め寄る。

3月4日放送回「羽ばたけ!つる」のゲストは、和紙の店を営む桜子役の上野樹里。上野は2度目の出演となる。ある大切なものを失くしてしまい、折り紙が折れなくなるほど落ち込んでいた博士は、かつて出会った桜子と偶然に再会。「お店のシンボルになる折り紙を折ってほしい」という桜子の依頼を断る博士だったが、折り紙を折れなくなった理由を告白したところ、彼女から“あること”を提案される。

滝藤は「やはりオリガミは無限の可能性を持っている。改めてそう感じました。15分間のファンタジー。皆様の素敵な時間になることを願っております」とコメント。安田は「人生で一回しかもらえない役柄でしょうね」「台本を一読して即大好きと思った内容でした。作曲もしました、歌も歌いました、カッコつけたりもしました。久しぶりのドラマのお仕事でした。是非楽しんでください」と述べている。また上野は前回の出演に触れながら「今回は、桜子が博士を励ますというお話なのです。台本を読ませていただいた時に、桜子が返り咲いて自分らしく人生を貫いている姿に、正に桜のような生命力を感じました。寒い冬を越せば再び春が来る、そんな思いを込めて博士と共演させていただきました」と語った。

オリガミの魔女と博士の四角い時間

NHK Eテレ
「星空から カウボーイ★」2023年2月25日(土)16:00~16:15ほか
「羽ばたけ!つる」2023年3月4日(土)16:45~17:00ほか

滝藤賢一 コメント

オリガミ博士、足かけ7年…小学1年生だったノボル役の小山春朋君が今や中学生だなんて…感無量です(涙)。誰がここまで続くと思っていたでしょうか。多くの方に愛された作品だと思うと胸がいっぱいです。
そして、なにより素晴らしいゲストの方々に支えられた作品です。今回も上野樹里さんと安田章大君がオリガミ博士を未知の世界に連れて行ってくれます。
やはりオリガミは無限の可能性を持っている。改めてそう感じました。
15分間のファンタジー。皆様の素敵な時間になることを願っております。

尾上菊之助 コメント

番組開始当初はどういう風にオリガミに声を吹き込むのか、魔女らしさをどのように出せばいいのか迷いましたが、歌舞伎でいうと、娘役というよりも、酸いも甘いも知っているような女方の声を出すようにしてきました。7年を経て今は、すんなりとオリガミの世界に入り込んでいけるようになりました。博士とゲストの方と魔女の三角関係を脚本の近衛先生が面白く書いてくださったので、いつも収録は楽しみでした。昨年は白い象の神様の役でも出演させていただき撮影現場の大変さを身に染みて感じましたので、魔女の声だけでの出演は、皆様に申し訳ない気持ちもありました。息子の丑之助とは、象のオリガミに挑戦しましたが、ちょっと難しかったですね。(笑)日本の伝統のオリガミの世界を7年間も視聴者の皆様に楽しんでいただきありがたいです。

安田章大 コメント

人生で一回しかもらえない役柄でしょうね。とてもユニークで愛嬌もあって凄く愉快でした。
滝藤さんは初めましてでも気を使わせないようにさせる“エスコート能力と芝居力“が高いひと、そうですね、最高の人たらし様でした。仲良くしたい人と感じました。
生きてるのは僕たちだけじゃない、今も何処かで異星人やいきもの達が色々な物語(ストーリー)を紡いでいる。僕はそう感じて生きているので、台本を一読して即大好きと思った内容でした。
作曲もしました、歌も歌いました、カッコつけたりもしました。
久しぶりのドラマのお仕事でした。是非楽しんでください。

上野樹里 コメント

滝藤さんと大切な機会に、再び共演することが出来て嬉しかったです。前回、私の役は、和紙屋を経営する祖父が病に倒れ落ち込む孫娘、桜子でしたね。祖父を喜ばせるために、オリガミ博士に励ましてもらいながら、夜通し一緒にサクラを折りました。実際に思川桜で染めた和紙を使ったところが、印象的でした。最後に魔女が、本物の桜の木に折った桜を飾って満開にしてくれるという、淡々とした静けさの中にも壮大なエンディングでありました。実際はスタッフの方々が夜な夜な折ったものだったので、作品を皆さんで作り上げるあたたかい思いも伝わってきました。今回は、桜子が博士を励ますというお話なのです。台本を読ませていただいた時に、桜子が返り咲いて自分らしく人生を貫いている姿に、正に桜のような生命力を感じました。寒い冬を越せば再び春が来る、そんな思いを込めて博士と共演させていただきました。印象に残ったところは、広島の平和記念公園の千羽鶴から作られた和紙で博士と折る「羽ばたく鶴」です。日本中の人々に夢を諦めずに生きる心、平和を願う人々の思いが感じられると思います。