萬野達郎の監督作「ストレージマン」が公開、主人公はトランクルームで暮らす男
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「ストレージマン」場面写真
福岡インディペンデント映画祭2022でグランプリを受賞した萬野達郎の監督作「ストレージマン」が、5月20日に公開される。
本作の主人公は、コロナ禍で勤めていた工場から“派遣切り”に遭った男性・森下。彼は再就職先が見つからない状態で社宅を追い出され、妻の両親からは離婚を切り出される。そして住む場所がなく、追い詰められてトランクルームで最低限の生活を始めるさまが描かれる。
森下を演じたのは、本作にプロデューサーとしても参加した連下浩隆。妻の晶子と瓜二つの女性・由美子の1人2役を瀬戸かほが務めた。渡部直也、矢崎広、しじみ、渡辺裕之らもキャストに名を連ねる。
「ストレージマン」は、東京の池袋シネマ・ロサほか全国で順次上映。2週目には萬野の前作「Motherhood」も併映される予定だ。
(c) MANTRIX PICTURES