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バリボ山本「祇園お笑い新人大賞」優勝、嗚咽しながら絶叫「やっててよかった」

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ナタリー

「第19回 祇園お笑い新人大賞 presented byジャルジャル」で優勝したバリボ山本。

ジャルジャル主催の賞レース「第19回 祇園お笑い新人大賞 presented byジャルジャル」が2月19日に東京・博品館劇場で開催され、バリボ山本が優勝した。

「祇園お笑い新人大賞」は、ジャルジャル演じる架空の芸人キャラクターによって争われる賞レース。司会を東野幸治と川島海荷が務め、観覧客と配信の視聴者が審査を担当した。

トップバッターは前回大会と同様、揺るぎない独自の理論を持つアテネと膨大な知識を誇るKによるコンビ・ブラックデビル。登場時の尖った雰囲気とは真逆のリズミカルなあるあるネタで会場を盛り上げる。しかしネタ後には再び近づき難い雰囲気を放ち、東野から「手応えがあったんじゃないですか?」と聞かれると、「理解したフリせんでいいですよ」と返した。

今大会唯一のピン芸人・バリボ山本は3組目に登場。観客やMCからもらったネガティブな言葉をバレーボールのレシーブのように受け止め、「お前や!」という決めゼリフで会場に爆笑を巻き起こす。ネタを終えると「いろいろな言葉のボールを投げてくれたんで、やりやすい試合でした。(優勝の自信は)あります!」と充実した表情を見せた。

7組目は敗者復活枠のパワージャングル。関西出身のボケ・盛山と東京出身のツッコミ・関はガッツポーズをしながら登場して漫才を披露したが、徐々に掛け合いが噛み合わなくなり、最終的に「ちゃんとやれよ!」「自分が正しいと思うなよ!」と罵り合いに。MCの東野は「まだ漫才が続いてるのかな」と戸惑ってしまった。

全組のネタが終わり、優勝が決定したバリボ山本は「コンビ組んで漫才やってたんですけど......。ピンになって先も見えなかったんですけど、やっててよかったー!」と嗚咽しながら絶叫。東野の「お客さんに(言葉を)もらう? それで終わろうよ」という提案により、最後はバリボ山本と観客が掛け合いを繰り広げる形で大会は幕を閉じた。

「第19回 祇園お笑い新人大賞 presented byジャルジャル」の模様は2月26日(日)の18時半までアーカイブ配信中。

※記事初出時よりアーカイブ配信期間に変更がありました。