TAAC「世界が消えないように」再演決定、永嶋柊吾ら初演メンバーが集結
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TAAC「世界が消えないように」チラシ表
TAAC「世界が消えないように」が、4月7日から16日まで東京・小劇場B1で上演される。
TAACは、タカイアキフミが主宰・作・演出をつとめるソロプロデュースユニット。今回は2021年に初演された「世界が消えないように」が再演される。出演者には初演に引き続き永嶋柊吾、松本大、大野瑞生、高橋里恩、三好大貴が名を連ねた。このたび解禁された、黒を基調とするビジュアルには、キャストの姿が収められている。
作・演出のタカイは「初演を大切にしつつ、再演する意味のあるものにアップデートする。そして、演劇ならではの再演という形態を楽しみたい。初演を楽しんでくださった方にも、初めてご覧になる方にも、僕の大切な世界を等しく届けようと思う。劇場でお会いしましょう」とコメントした。
チケットの一般販売は3月12日10:00にスタートする。キャストたちからのコメントは以下の通り。
タカイアキフミ コメント
TAACにとって初めての再演。その初めてに「世界が消えないように」を選んだ。そして初演の役者が全員揃った。
とても嬉しく、とてもありがたい。ただ、再演だからといって初演と全く同じことをするつもりはない。本も変えるし、美術も変える。2面舞台にもなる。だからおのずと諸々の演出も変わる。初演を大切にしつつ、再演する意味のあるものにアップデートする。そして、演劇ならではの再演という形態を楽しみたい。
初演を楽しんでくださった方にも、初めてご覧になる方にも、僕の大切な世界を等しく届けようと思う。劇場でお会いしましょう。
永嶋柊吾 コメント
時間が経つほど僕にとって大切な思い出になっていく、と思っている作品。早めの再演とても嬉しく思っています。
まぁおじさん5人が卒業旅行に行くには今でもギリギリアウトだし。今しかないね。前回のことは、思ったより覚えておりません。もし覚えていたとしても記憶など頼りにはならないし、またみんなで新たな世界を創り、育てていきます。僕たちの新世界が今回こそ消えてしまわないように、するけど、消える前に観にきてくださいネ!
松本大 コメント
初演を終えて「またやらないの?」とたくさんの人からいただきましたが、「機会があれば」と濁すばかりで「正直もうないだろう」と思っていました。とても良い体験だったけれど、そんなに甘い世界じゃないだろう、と。しかしやってきた二度目の機会。同じ役。同じ役? やっぱり甘い世界じゃない。
大野瑞生 コメント
約2年ぶりの再演。「内容を大胆に刷新」ということで再演ではありますが、また新鮮な気持ちで挑めるのは凄く嬉しいです。この2年で自分自身も、世の中も大きく変わりました。変わったものを受け入れつつ、でも何より変わらないものを大切にして作品に向き合っていこうと思います。そしてまた同じメンバーが全員揃いました。心を許せるキ
ャストと繋がり合って、更に良い作品を作ろうと思います。劇場でお待ちしております。
高橋里恩 コメント
今回「世界が消えないように」の再演が決まり正直まだ不思議な感覚です。再演というものが初めてなのと、前回で碧とはお別れしたのでまた再会するのが不思議です。少し照れます。再演にあたり全く同じものを創る気はありませんしできないと思っております。約2年が経ち僕自身変化もありました。その変化も受け入れてまた新しい碧として、新しい「世界が消えないように」をお届けします。お会いできるのがとても楽しみです。よろしくお願いします。
三好大貴 コメント
公園で友達と大喧嘩して帰ると父はいつも言っていた。「泥まみれになって傷だらけになったのは全力だった証拠。それでええ」。そう言って絆創膏を貼ってくれた。初演の本番前、そんなことをよく思い出していました。
待望の再演、きっとまたあの言葉を思い出す。今ある全てを賭けて、全力で演じ生きようと思います。泥まみれになって傷だらけになりながら大人になってゆく彼らの物語を。世界と共に。どうぞご期待ください。
TAAC「世界が消えないように」
2023年4月7日(金)~16日(日)
東京都 小劇場B1
作・演出:タカイアキフミ
出演:永嶋柊吾、松本大、大野瑞生、高橋里恩、三好大貴
※高橋里恩の「高」ははしご高が正式表記。