安倍晋三が日本に遺したものを問う「妖怪の孫」予告解禁、ナレーションは古舘寛治
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「妖怪の孫」ポスタービジュアル
「パンケーキを毒見する」の内山雄人が監督を務めた政治ドキュメンタリー「妖怪の孫」の予告編がYouTubeで公開された。
“昭和の妖怪”と呼ばれた政治家・岸信介の孫であり、連続在任日数2822日を誇るも凶弾に倒れた元総理大臣・安倍晋三。「妖怪の孫」では“美しい国、日本”をスローガンに掲げていた安倍とはいったい何者であったのか、そして彼がこの国に遺したものは何だったのかを問う。
予告編には統一教会問題を追うジャーナリストの鈴木エイトや、覆面告発を行う現役官僚も登場。本編と予告編のナレーターを務めた古舘寛治は「『古舘寛治がナレーションか』と観る気を失わずに、騙されたと思って観てほしいです。特に若い世代には、この作品が入口になってもらいたいし、情報のひとつと捉えるだけでもいい」とコメントしている。
「妖怪の孫」は3月17日に東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。
※古舘寛治の舘は舎に官が正式表記
古舘寛治 コメント
「古舘寛治がナレーションか」と観る気を失わずに、騙されたと思って観てほしいです。特に若い世代には、この作品が入口になってもらいたいし、情報のひとつと捉えるだけでもいい。人間は一人で生きていくことはできません。必ず何らかの組織と繋がり、その組織が国という大きなものと関わっています。視野を広げて、つねに心のどこかで国のあり方も気にしながら生きていってほしい。「妖怪の孫」は、そのきっかけになる映画だと思います。
(c)2023「妖怪の孫」製作委員会