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和田雅成・玉置玲央が舞台「ダブル」でW主演、「怖さすらある」「自分しかいない」と意気込み

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舞台「ダブル」ビジュアル

舞台「ダブル」が4月1日から9日まで、東京・紀伊國屋ホールで上演される。

「ダブル」は第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を獲得した野田彩子による演劇マンガ。同作では、天才役者・宝田多家良と彼を支える役者仲間・鴨島友仁の特異な関係性が描かれる。昨年6月にはWOWOWにて千葉雄大と永山絢斗の出演で実写ドラマ化もされた。

今回の舞台版では青木豪が脚本を手がけ、中屋敷法仁の演出のもと、和田雅成と玉置玲央が、才能を開花させていく多家良役、その才能に焦がれる友仁役でW主演を務める。また、2人の俳優仲間である轟九十九役で井澤勇貴が出演。そのほかの出演者に護あさな、牧浦乙葵、永島敬三が名を連ねた。

和田は出演に際し、「正直なところ、今はこの役と向き合うのに怖さすらあります。でも舞台に立ちます。まだ何もない状態なので大した事は言えませんが、ただただこの役と作品に向き合って、その瞬間を精一杯生きたいと思います」とコメント。一方、玉置は「舞台化するなら友仁をやるのは自分しかいないと思っていたので、今回このような機会をいただけたことは非常に嬉しいです。鴨島友仁は『演じる』ということに対して現実の人間と全く同じく葛藤している。渇望している。絶望している。希望を見出している。その激情を、原作を読めば読むほど友仁からひしひしと感じました。だからこの役をやるのは自分しかいないと思ったんです」と意気込みを見せた。

チケットの一般販売は3月12日10:00にスタート。なお、来場者特典で野田の描き下ろしイラストカードがプレゼントされる予定だ。

野田彩子(原作)コメント

プロットを見せていただいて、せっかくなので舞台だから、演劇だからできることをやってくださいとお願いしました。脚本の第一稿を拝読したとき、間違いなく誰も観たことのない「ダブル」がそこにあって嬉しかったです。私の見ていないところでも、みんな生きていてくれたんだと思いました。多家良、友仁、愛姫、九十九、冷田、飯谷、そして舞台上には登場しない、でもそこにいる人たちを、「ダブル」を楽しみにしています。

和田雅成コメント

宝田多家良役の和田雅成と申します。自分は多家良のような天才ではありません。何かに、誰かに、ここまで依存出来たことも無いかもしれません。

自分に無いところだらけです。正直なところ、今はこの役と向き合うのに怖さすらあります。

でも舞台に立ちます。まだ何もない状態なので大した事は言えませんが、ただただこの役と作品に向き合って、その瞬間を精一杯生きたいと思います。

玉置玲央コメント

舞台「ダブル」で鴨島友仁を演じます玉置玲央です。この作品が舞台化するなら友仁をやるのは自分しかいないと思っていたので、今回このような機会をいただけたことは非常に嬉しいです。鴨島友仁は「演じる」ということに対して現実の人間と全く同じく葛藤している。渇望している。絶望している。希望を見出している。その激情を、原作を読めば読むほど友仁からひしひしと感じました。だからこの役をやるのは自分しかいないと思ったんです。あまりにも解る。多家良に対する想いも。座組一同、誠心誠意取り組ませていただきます。劇場でお会いできますように。

井澤勇貴コメント

この漫画の登場人物達と、まるで何かの作品で御一緒するのではないかと思ってしまう程演劇に対する想いや芝居に対する情熱がリアルに描かれていて同じ演劇という世界に身を置く立場として嫉妬を、そして感動を覚えてしまう作品でした。舞台にする上で心掛けたいのは、俳優陣はこんなことをやっているんだ!と提供する事はしたくない。一つの舞台を観て頂くというより、芝居だけど芝居じゃないリアルな人生を届けたいです。

舞台「ダブル」

2023年4月1日(土)~9日(日)
東京都 紀伊國屋ホール

原作:野田彩子「ダブル」(ヒーローズ)
脚本:青木豪
演出:中屋敷法仁

キャスト

宝田多家良:和田雅成
鴨島友仁:玉置玲央

轟九十九:井澤勇貴
冷田一恵:護あさな
今切愛姫:牧浦乙葵
飯谷宗平:永島敬三

(c)野田彩子 / ヒーローズ (c)ネルケプランニング/ゴーチ・ブラザーズ