吉岡里帆×安田顕の初共演で「神の手」ドラマ化、出版業界を舞台にしたミステリー
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左から吉岡里帆演じる木部美智子、安田顕演じる三村幸造。
吉岡里帆主演で望月諒子の小説「神の手」がドラマ化。テレビ東京系で今春放送される。
本作は、事件の裏側にある人間の本質を追求するためフリーになった元新聞記者のジャーナリスト・木部美智子が、未解決誘拐事件を追い続ける中で、次第に小説の盗作騒動に巻き込まれいくさまを描くミステリー。ある日、大御所作家・本郷素子に盗作疑惑が持ち上がり、美智子は取材を依頼される。ゴシップに興味がない彼女は断るも、真相を追っていた同僚が謎の死を遂げることに。そして、単なるゴシップと思われていた噂が、やがて出版業界を揺るがす大事件へと発展していく。吉岡が美智子を演じ、安田顕が「新文芸」編集長・三村幸造役でキャスティングされた。
吉岡は「『神の手』を初めて読んだ時、やるせない気持ちと切なさで胸が痛くなりました。文学界を舞台に描かれる今作で、私が演じる主人公は孤高な捜査を続けるフリージャーナリストとして奮闘しています。文字に起こすことに取り憑かれた人の執念のような作品です」と紹介。吉岡と初共演となる安田は「読み応えのある脚本で、事件の顛末は一体どうなるのだろうと、惹き込まれながら読み進めました」「吉岡里帆さんはじめ、キャストの皆さま、撮影現場の皆さまにお会いできるのが楽しみです」と期待を込めた。
また望月は「記者木部美智子の本シリーズも六作になりますが、その第一作目であるこの作品は電子文庫でのスタートでした。それが20年余の時を経てテレビドラマになることに感慨深い思いがいたします」とつづっている。
ドラマ「神の手」は月曜プレミア8枠で20時よりオンエア。山本むつみが脚本を手がけ、塚本連平が演出を担当する。
月曜プレミア8「神の手」
テレビ東京系 2023年春放送 20:00~
吉岡里帆 コメント
「神の手」を初めて読んだ時、やるせない気持ちと切なさで胸が痛くなりました。
文学界を舞台に描かれる今作で、私が演じる主人公は孤高な捜査を続けるフリージャーナリストとして奮闘しています。文字に起こすことに取り憑かれた人の執念のような作品です。
今まであまり触れてこなかったジャンルでもあるので、私自身新鮮な気持ちと挑戦する気持ちを大切に良質な作品を目指して絶賛撮影中です。ぜひお楽しみに!
安田顕 コメント
読み応えのある脚本で、事件の顛末は一体どうなるのだろうと、惹き込まれながら読み進めました。
重要な役柄を与えていただき、ありがとうございます。
吉岡里帆さんはじめ、キャストの皆さま、撮影現場の皆さまにお会いできるのが楽しみです。
幅広い世代に楽しんでいただけるミステリー、サスペンスドラマです。ご期待ください。
望月諒子 コメント
このたびわたしのデビュー作をドラマにしていただくことになり、たいへん光栄です。記者木部美智子の本シリーズも六作になりますが、その第一作目であるこの作品は電子文庫でのスタートでした。それが20年余の時を経てテレビドラマになることに感慨深い思いがいたします。
「深淵を見つめるときは、深淵もまたこちらを見つめている」と、ニーチェの言葉を借りて解説に書いていただいたような「得体の知れない熱」を持つ作品は、いまでは到底書けないだろうと思います。この作品に光を当てて下さいました関係者皆様に深く感謝いたします。
最後になりましたが、豪華な役者の方々に小説世界を再現されますのを大変楽しみにしています。どうぞみなさまに楽しんでいただけますように。
(c)望月諒子/集英社・テレビ東京