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【会見レポート】OSK日本歌劇団、101年目の新たな一歩『レビュー 春のおどり』26日まで上演

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「レビュー 春のおどり」ゲネプロより

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OSK日本歌劇団『レビュー春のおどり』東京・新橋演舞場公演が2月24日(金)に開幕した。開幕を前に、都内で開催された取材会にトップスター楊琳、娘役トップスター舞美りら、千咲えみ、華月奏、翼和希が出席し意気込みなどを語った。

昨年劇団創立100周年を迎え、新時代が始まったOSK日本歌劇団。今年の春おどりは、劇団四季で活躍後、宝塚歌劇団や新国立バレエ団へ作品を提供、人気アニメを舞台化した『テニスの王子様』など大ヒット作品を世に輩出し、自らのコンテンポラリー・ダンス・カンパニーを持つ上島雪夫の作・演出・振付による洋舞2本立て。

第1部のミュージカル・アクト『レ・フェスティバル』は、1967年に制作されたミュージカル映画『ロシュフォールの恋人たち』にオマージュを捧げ、全編をフレンチ・ジャズで彩った物語仕立のショー。第2部『未来への扉 ~Go to the future~』『未来への扉』は、今年劇団創立101年目を迎える同歌劇団が、これまでの伝統を胸に輝かしい未来に向けて贈る、華やかでスタンダードなレビュー作品。

楊琳

会見ではそれぞれの魅力について聞かれると、第1部については「全てが歌とダンスで表現されておりますので、私たちにとっても初の試みとなります。ノスタルジックでお洒落なショーになっているので、そのあたりを観ていただければ」と楊。それぞれのみどころについては、「これまでの舞台でも色々な“出会い”をさせていただいている」という舞美は「サミーさん(楊琳)との出会いがまるで漫画やドラマのようにドラマチックで、いかに素敵な出会いに見えるかどうかというところに命をかけてます(笑)」とアピール。

舞美りら

カトリーヌ役で3曲をメインで歌唱する千咲は、「3曲がそれぞれ全く違う心境で歌うことになりますので、どう歌い分けるか、きっと色んな人が持っている感情だと思いますので、そこが私の今回の挑戦だなと思っております。見どころと思っていただけるように頑張りたいと思います」と背筋をのばした。

千咲えみ

第2部について「クラシカルな部分から新しいところまで、余すところなくレビューの素晴らしさをお届けできる。レビューの色々な要素が詰まった“ザ・レビュー”という感じ」と語る楊は、自身のみどころを「曲によってお衣裳チェンジがたくさんあって、その度に新しい自分になれるように頑張っております。ですのでその辺りを品定めしながら(笑)、観ていただければ」とおどける。

「第1部では色男ランス役を演じますが、第2部では『とうとう来たぜ!東京シティ!』という歌詞を歌いますので(笑)、そんなところも皆様にご注目いただければと思います」と華月。「幼い頃から習っていたクラシックバレエを活かせる」と語る舞美は、娘役だけで構成される『ワルツ』というシーンを見どころとしてピックアップ。そして「タンゴのシーンを見どころにしたいなと思って、東京へやって参りました」と語るのは翼。「上島先生から、『本場のタンゴはこうやってやってるんだよ』と振付けていただきました。本場のタンゴを観た方から直々に教えていただける機会というのは貴重なので、それをできるだけ表現できたら」と意気込んだ。

華月奏

また、今秋放送予定の、劇団の前身である松竹歌劇団の劇団員であった笠置シヅ子をモデルとしたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』への出演が決まった翼は、記者からそちらをふまえた意気込みを聞かれ、「笠置さんが育った関西の劇団として、私たちも東京に来れたということが時を経て重なって、なんとも言葉では表現できない気持ちです。その笠置シヅ子さんの人生が題材とされたドラマに出演できるのも、言葉にできないです」と感極まる場面も。

翼和希

最後に楊が「100年目への第一歩でもあり、先程も申しました通り新たな挑戦だと思っておりますし、この先も200年、300年と続くよう、そういう意気込みで頑張っております。皆様のお力をお借りしてOSKをたくさんの方に知っていただき、『レビュー春のおどり』、そしてOSK日本歌劇団が益々愛されるように頑張ります」と締めくくった。

OSK日本歌劇団『レビュー 春のおどり』

OSK日本歌劇団『レビュー 春のおどり』は、2月26日(日)まで、東京・新橋演舞場にて上演。

<公演情報>
OSK日本歌劇団『レビュー 春のおどり』

2023年2月24日(金)~26日(日)
会場:東京・新橋演舞場

<予定時間表>
●11:30開演
第一幕 11:30~12:15(45分)
休憩  30分
第二幕 12:45~13:35(50分)

●16:00開演
第一幕 16:00~16:45(45分)
休憩  30分
第二幕 17:15~18:05(50分)

●16:30開演
第一幕 16:30~17:15(45分)
休憩  30分
第二幕 17:45~18:35(50分)

詳細はこちら:
https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202302_osk_enbujo/

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