サスペンスにラブストーリーも、俳優座劇場プロデュース「聖なる炎」開幕
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俳優座劇場プロデュースNo.117「聖なる炎」より。(撮影:飯田研紀)
俳優座劇場プロデュースNo.117「聖なる炎」が昨日2月26日に東京・俳優座劇場にて開幕した。
本作は1985年に俳優座劇場プロデュースNo.8として上演された、サマセット・モームの戯曲。今回は小田島創志の翻訳、小笠原響の演出で新たに立ち上げる。舞台はイギリス・ロンドン郊外の邸宅。第一次世界大戦後、試験飛行中の事故で半身不随となったモーリスは、ある日謎の死を遂げる。残された者たちの発言から、信じ難い事実が明らかになり……。
上演に際し小笠原は「飛行機事故で寝たきりとなった負傷兵モーリスの突然の死。彼の死因をめぐって疑惑の渦が巻き起こる。サマセット・モーム作『聖なる炎』を今注目の若手翻訳家、小田島創志が新翻訳。主治医と付添看護婦、母と弟、そして妻……愛の炎が激しく絡み合い、次々と炙り出される驚愕の事実! サスペンスにラブストーリーが加わってハラハラ▽ドキドキです。多彩なキャストでお送りするこの春最注目の舞台は……アツアツに仕上がっています!!」とコメントした。
上演時間は休憩を含む約2時間35分。公演は3月4日まで。
俳優座劇場プロデュースNo.117「聖なる炎」
2023年2月26日(日)~3月4日(土)
東京都 俳優座劇場
作:サマセット・モーム
翻訳:小田島創志
演出:小笠原響
出演:田中孝宗、小野洋子、あんどうさくら、吉見一豊、加藤義宗、大井川皐月、鹿野宗健、増田あかね
※▽はハートマークが正式表記。