水カン詩羽も出演、吉澤嘉代子が映画「アイスクリームフィーバー」主題歌書き下ろし
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映画「アイスクリームフィーバー」ティザービジュアル (c)2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会
アートディレクター・千原徹也による初監督映画「アイスクリームフィーバー」の主題歌が吉澤嘉代子による書き下ろし楽曲「氷菓子」に決定した。
「アイスクリームフィーバー」は川上未映子による短編集「愛の夢とか」所収の小説「アイスクリーム熱」を原案とした映画。千原監督は長年の夢だった「映画を作ること」にアートディレクターの視点を取り入れ、今作でメガホンを取った。映画の内容は10代から30代の女性4人の思いと人生が交錯するラブストーリー。夢をあきらめかけている20代後半の常田菜摘を吉岡里帆、人生に怯えて一歩を踏み出せない20代前半の橋本佐保をモトーラ世理奈、まだ恋が何かも知らない10代後半の桑島貴子を詩羽(水曜日のカンパネラ)、人生のわだかまりにふたをしている30代後半の高嶋優を松本まりかが演じる。
吉澤はこれまでにミュージックビデオやCDジャケットなどで千原監督と何度もタッグを組んでおり、以前から「僕が初めて撮る映画の主題歌を書いてほしい」と千原監督からの声かけがあったという。吉澤は「アイスクリームフィーバー」をイメージして主題歌を書き下ろしたほか、モトローラ演じる佐保の隣人である“オトナリさん”役で映画に出演する。
「アイスクリームフィーバー」は7月14日より全国の劇場で公開。特報映像では主題歌の一部や、雨に打たれながら1点を見つめる詩羽の姿をチェックできる。
吉澤嘉代子 コメント
千原徹也監督へ
「僕が初めて撮る映画の主題歌を書いてほしい」と言ってもらえた日から幾年が経ったでしょう。届かなくても叶わなくても、映画への愛を熱しつづけるその姿をずっと見てきました。
いざ歌をつくるとき、最後には真夜中のれもんらいふでひたすらひらめきを編む貴方を浮かべていました。
人生は優しく繋がっている、私もそんな歌を書きたかったのです。何でも持っていそうだから何も渡せなかった千原さんにやっとプレゼントができました。