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吉本興業の新劇場「IMM THEATER」誕生、会見で明石家さんま「スターを生みたい」

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ナタリー

左から岡本昭彦氏、明石家さんま、北原義一氏。

吉本興業が東京・東京ドームシティ内に新たな劇場「IMM THEATER」を来年1月にオープンさせる。この発表記者会見が本日2月28日に東京ドームホテルで開催され、劇場の命名を担当した明石家さんまが登壇した。

東京ドームシティは2023年から2024年にかけて、「心が動く、心に残る。」というコンセプトのもとにリニューアルを実施。この一環として吉本興業の新劇場が開業することになった。劇場は地上2階建てで座席数は709席。観客の感動、声援、喜び、笑いを3色のロープと光で表現したデザインになるという。

久代萌美アナウンサーがMCを務めた会見には、吉本興業ホールディングスの代表取締役社長・岡本昭彦氏、株式会社東京ドームの代表取締役会長CEO・北原義一氏も出席。岡本社長は「世界中の子供から大人まで笑ってもらえるコンテンツを発信できる場にしたい」「皆様に応援してもらえる劇場にしていきたい」と話した。

さんまは劇場について「『笑いあり、音楽あり、夢があり、涙があり』なんて言われてるんですけど、私は『笑い、笑い、笑い、笑い』で十分。涙なんかいらない。そういう劇場にしていきたい」「多目的ホールだけど、変なことはしない多目的ホール(笑)」とコメント。またIMM THEATERという名前については「私にとっては、座右の銘である『生きてるだけで丸儲け』を略したものですが、1人ひとりが自由に考えてほしい。劇場の命名者が毎日変わるイメージ。皆さんが自分の人生に当てはめたIMMを作っていただければ」と語った。なお、さんまは劇場の「DM(Don’t Manager)」なる役職に就任。「マネージャーじゃないけど、マネージャーのような動きをする」役割だという。

記者から「今後この劇場で活躍しそうな芸人は?」という質問が飛ぶと、さんまは「僕です!」「もっと活躍します。占い師に『まだ余白がある』と言われたので、もっといきます」と即答。続けて「稽古が少なくて済む公演のパッケージを作って、いろんな若手に出てもらうという構想もあります。この劇場からスターを生みたい」とも語る。また「すでに各事務所の方から『何かやらせてくれないか』という話も届いているそうです。噂では大竹しのぶのワンマンショーも入っているらしいですが、それだけはお断りさせていただきたい(笑)。僕も出なきゃいけなくなるので」と述べて取材陣の笑いを誘った。