Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > SUPER★DRAGONの3年半ぶりリリイベ、気迫の新曲初披露とBLUEへ贈った“粋なプレゼント”

SUPER★DRAGONの3年半ぶりリリイベ、気迫の新曲初披露とBLUEへ贈った“粋なプレゼント”

音楽

ニュース

ナタリー

SUPER★DRAGON

SUPER★DRAGONが本日3月1日にニューアルバム「mirror」をリリース。これを記念したイベントを東京・ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場で開催した。

スパドラがリリースイベントを行うのは2019年8月以来、約3年半ぶりのこと。開演時刻の16時、広場の大階段の頂から姿を見せた9人は「懐かしいぜ、この感覚!」と口にしながらBLUE(SUPER★DRAGONファンの呼称)のもとへと歩みを進めた。リリースイベントで各地を回っていた当時の感覚を思い出すかのように、活動初期からの人気曲「BROTHERHOOD」をオープニングナンバーに選んだ9人は、予想外の選曲に思わず驚きの声を上げるBLUEの反応を楽しみながらライブをスタートさせる。グループ内の年長ユニット・ファイヤードラゴンと年少ユニット・サンダードラゴンの結束、そして9人の強い絆を歌うこの曲で肩を組み、笑顔を交わしたメンバー。曲を終えるなり、ジャン海渡は「真面目な顔してたけど、ひさびさすぎてにやけちゃう。照れ臭くなっちゃう、この感じ」と思わず照れ笑いを浮かべた。

ひさびさとなるオープンスペースでのイベント開催に、9人は自己紹介も丁寧に行っていく。「衣装を担当してます!」とアピールした古川毅に続き、柴崎楽は「最年少で家事ができる人です!」とひと言。飯島颯は「『mirror』のリリイベということで……」と前置きすると「“いいじま、マジいい”と思ってもらえるようにがんばります!」と見事な回文を披露してメンバーとBLUEの感嘆を誘った。

「最高の1日にしましょう!」と呼びかけた池田彪馬、特技のヒューマンビートボックスを炸裂させた田中洸希に続き、鉄道マニアの伊藤壮吾は特技の車内アナウンスを披露するも、松村和哉に「(ひさびさで)キレ悪くない?」とツッコまれてしまう。そんな和哉は「かまします、よろしくお願いします」とクールに宣言。おなじみのコールで会場を温めた志村玲於に続き、ジャンは「圧倒的ビジュアル担当のジャンです。トルコからの刺客でございます!」という自己紹介でしっかりと会場に笑いを巻き起こしていた。

「それじゃあブチかましましょう」とジャンがコールした2曲目は昨年12月に配信リリースされたメロウチューン

の「Hey, girl」。毅、彪馬、洸希の甘く柔らかな歌声は寒さも和らいできた3月の風に優しく溶けていき、彼らを見つめるBLUEも心地よいサウンドにゆったりと体を揺らす。そして続く「So Woo」では一転、グルーヴィなファンクサウンドにワイルドに体を弾ませた9人。2曲を終えると颯はリリースイベントの思い出を振り返り、この日の登場シーンは過去に同会場で実施したリリースイベントのオープニングをオマージュしたもので、完全再現するために当時のSEの音源を探し出したことをBLUEに明かした。

会場後方を見つめていた壮吾が「遠くからもありがとうございます、見えてますからね!」と言って大きく手を振ったり、ジャンが道を行き交う人たちの姿を見て「この感じも懐かしい」と噛み締めたりと、和やかな雰囲気の中で進んだイベントのハイライトとなったのは、「mirror」のリード曲「Revolution」が初披露された場面。この楽曲のプロデュースを担当した彪馬を筆頭にメンバーのこだわりが詰め込まれたこの「Revolution」は、ストリングスが彩るサウンドに乗せて“革命”を宣言する、荘厳で緊迫感に満ちたナンバー。リフトアップされた楽が鋭い眼差しで前を見据えるオープニングシーンを皮切りに、9人は目まぐるしくフォーメーションを切り替えながら気迫あふれるパフォーマンスを展開してゆく。力強いハイトーンボーカルを響かせてステージ上のテンションをぐんぐんと引き上げていく毅と彪馬、フォーメーションの中心に立ってがむしゃらにダンスパフォーマンスを牽引する玲於や颯、それぞれのメンバーの迫真の姿をBLUEは息を呑むように見つめ、ジャンのラップパートで曲が締めくくられた瞬間には、観覧エリアの各所からざわめきのような声が漏れていた。

そして、イベントのラストには9人がBLUEへ贈る粋なプレゼントも。「スマホを出して!」とBLUEに呼びかけたジャンは「なかなかこういう機会もないですし、せっかく集まってくれたので。次の曲は撮影OKです!」と告げ、メンバーはキラーチューン「Untouchable MAX」をドロップする。ステージの中央で“ルダハート”を決める洸希、パワフルなシャウトを聞かせる毅、それぞれのサービス精神旺盛な振る舞いはしっかりとBLUEのカメラに記録され、ジャンは「各所で(動画を)ばら撒いていただいて、一緒にアルバムを盛り上げてもらえたら!」と呼びかけた。

この「mirror」を携えて、スパドラは3月25日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールでワンマンライブ「Persona」を実施する。毅は「アルバム曲、全部やるんで!」と宣言し「素敵な一夜を共にできたら。楽しみにしててください!」とひと言。短くも熱いひとときをBLUEと過ごしたメンバーは、名残惜しそうに大きく手を振りながら、ミニライブのステージをあとにした。

SUPER★DRAGON「mirror」リリースイベント 2023年3月1日 ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場 セットリスト

01. BROTERHOOD
02. Hey, girl
03. So Woo
04. Revolution
05. Untouchable MAX