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超人サーカス団VSナチス・ドイツ、異能力バトル描く「フリークスアウト」公開決定

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「フリークスアウト」ポスタービジュアル

「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」で知られるガブリエーレ・マイネッティの監督作「Freaks Out」が、「フリークスアウト」の邦題で5月12日より東京・新宿バルト9ほか全国にて公開されることがわかった。

本作では、特殊能力を持つサーカス団メッツァ・ピオッタとナチス・ドイツ軍の異能力バトルが描かれる。多毛症の怪力男フルヴィオにクラウディオ・サンタマリア、光と電気を操る少女マティルデにオーロラ・ジョヴィナッツォ、アルビノの虫使いチェンチオにピエトロ・カステリット、磁石人間の道化師マリオにジャンカルロ・マルティーニ、ユダヤ人の団長イスラエルにジョルジョ・ティラバッシが扮した。そしてフランツ・ロゴフスキがメッツァ・ピオッタの宿敵であるベルリン・サーカス団のリーダー・フランツ役で出演した。

本作を鑑賞した翻訳家の野村雅夫は「作品自体が異形のサーカス」、声優の野水伊織は「人々につま弾きにされた異能力者たちが、巨悪に立ち向かう。こんなストーリー、興奮せざるを得ない!」、人喰いツイッタラーの人間食べ食べカエルは「重い一撃を喰らわす、唯一無二で王道のヒーロー映画!!」とそれぞれコメントしている。

※「フリークスアウト」はR15+指定作品

野村雅夫(FM COCOLO DJ / 翻訳家)コメント

長編デビューで、日本のヒーローを現代のローマに蘇らせたマイネッティ。今回もユニークな組み合わせがそこかしこに横溢。国内外の映画史への目配せもたっぷりに異ジャンルを束ね、またもや見たこともない映像をものにした。作品自体が異形のサーカス。

野水伊織(声優)コメント

人々につま弾きにされた異能力者たちが、巨悪に立ち向かう。こんなストーリー、興奮せざるを得ない! 前作「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」もそうだが、マイネッティ監督は、マイノリティがヒーローへと変わってゆく様を描くのがとにかく巧いのだ。
もしもあなたが自分に悩み、他者との疎外感を感じているならぜひ観てほしい。コンプレックスを武器に変え、いかにして自分の居場所を見つけるのか。そのヒントが見つかるかもしれないから。

人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)コメント

「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」に続く傑作! 語り口は独特だけど、特殊能力持ちのサーカス団が段々と私欲の範疇を超えて力を使うようになる姿はストレートにカッコいい。敵にもドラマがあり、そのぶつかり合いが凄まじい熱を生む。重い一撃を喰らわす、唯一無二で王道のヒーロー映画!!

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