突劇金魚「罪と罰」開幕、サリngROCKが主人公役・山田蟲男を絶賛「すごい男です」
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突劇金魚 第22回公演「罪と罰」より。
突劇金魚「罪と罰」が、本日3月2日に大阪・大阪市立芸術創造館で開幕した。
これは、フョードル・ドストエフスキーの小説「罪と罰」を、サリngROCKと山田蟲男の脚本、サリngROCKの演出で舞台化するもの。開幕に際し、サリngROCKは「主人公のラスコーリニコフはこの3時間、ほぼずっと舞台上にいます。この役をやるのが山田蟲男ですが、すごい男です。彼の狂気の熱量を見ていると、涙が出てくるんです。悲しくて涙が出るのでも、感動して涙が出るのでもなく、ただ、心を捕まえられて、締め付けられて、涙が出るんです」「こんなにも観る者の心を揺さぶる俳優たちもすごいのですが、そんな熱量や表情を引き出す、ドストエフスキーの筆力も本当にすごいと毎日感動しています」とコメントした。
上演時間は休憩ありの約3時間で、公演は3月5日まで。
サリngROCKコメント
途中休憩ありの約3時間の作品です。
中でも主人公のラスコーリニコフはこの3時間、ほぼずっと舞台上にいます。
この役をやるのが山田蟲男ですが、すごい男です。彼の狂気の熱量を見ていると、涙が出てくるんです。悲しくて涙が出るのでも、感動して涙が出るのでもなく、ただ、心を捕まえられて、締め付けられて、涙が出るんです。それに寄り添うソーニャを演じる女優も、一番近くでそれを感じて、見たこともない表情をするのです。そんな、動かされる心に堪えて、そこに立っていようとする彼女の姿にもまた、心が締め付けられるのです。こんなにも観る者の心を揺さぶる俳優たちもすごいのですが、そんな熱量や表情を引き出す、ドストエフスキーの筆力も本当にすごいと毎日感動しています。
突劇金魚 第22回公演「罪と罰」
2023年3月2日(木)~5日(日)
大阪府 大阪市立芸術創造館
原作:フョードル・ドストエフスキー
脚本:サリngROCK、山田蟲男
演出:サリngROCK
出演
ピロシキ組:山田蟲男、岩切千穂、木下菜穂子、野村有志、澤井里依、山本香織、竹内宏樹、上田ダイゴ、北野勇作、下野佑樹、黒嶋啓太、ばばゆりな、仲田クミ
ボルシチ組:山田蟲男、三ヶ日晩、佐々木ヤス子、浅雛拓、田中良子、諏訪いつみ、あっぱれ北村、田口翼、殿村ゆたか、白井宏幸、田宮ヨシノリ、塗木愛、小笠原愛子