アフリカ横断で気候変動の最前線へ、音楽ドキュメンタリー予告編
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「グレート・グリーン・ウォール」ポスタービジュアル
音楽ドキュメンタリー「グレート・グリーン・ウォール」の予告編がYouTubeで公開された。
「シティ・オブ・ゴッド」の監督フェルナンド・メイレレスが製作総指揮を務めた本作。舞台であるアフリカのサヘル地域は砂漠化が進む地球上もっとも脆弱な場所の1つであり、その影響は干ばつ、食糧不足、紛争などの問題を引き起こしている。
加速する気候変動を食い止めるため、アフリカ大陸を8000kmにわたって横断する植林プロジェクト「グレートグリーンウォール(緑の長城)計画」が2007年に開始。予告編にはマリ出身のミュージシャン、インナ・モジャが気候変動の最前線へと旅に出て、各地のミュージシャンとともに楽曲制作やライブをしながらアフリカのためにメッセージを発信する様子が収められた。
ジャレッド・P・スコット監督作「グレート・グリーン・ウォール」は4月22日より東京のシアター・イメージフォーラムほかで順次公開。なお4月22日は環境保護への支援を示す日として「国際マザーアース・デー」と定められている。
(c)GREAT GREEN WALL, LTD