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吉田奈津美が脚本・監督を担う「何をそんなに慎ましく」製作、野内まるら出演

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「何をそんなに慎ましく」ティザービジュアル

「浮かぶ」の吉田奈津美が脚本・監督を担当する長編映画「何をそんなに慎ましく」が製作される。

本作では「愛」を知らなかった主人公・原草が、「恋愛」が最優先される世の中で恋愛とは異なるがそれと同等に強固で大切な「自分たちだけの愛」の形を見つけるさまが描かれる。

長編映画初出演となる野内まる(maum)が草、「逆光」の須藤蓮が草の幼なじみ・加藤一樹、「猫は逃げた」の山本奈衣瑠が一樹の恋人・園田さおりを演じるほか、宮田秀道らがキャストに名を連ねた。今泉力哉監督作「愛がなんだ」や中川龍太郎監督作「やがて海へと届く」のポスター撮影などを担当した写真家・木村和平がスチルとして参加している。

また制作費支援クラウドファンディングをMotionGalleryで実施。目標金額が300万円で、実施期間は本日3月3日17時から6月30日23時59分まで。支援者には木村の撮り下ろしスチルを用いた特別ブックや、本作のサポーターである大関による限定デザインのワンカップ大関などが用意される。YouTubeでは制作準備特報が公開中だ。

「何をそんなに慎ましく」はクラウドファンディング後、11月から12月に撮影予定。2024年冬以降の全国順次公開を目指す。

大関株式会社 応援コメント

ご協力のお話を頂いた際、吉田監督より本作品に込めた熱い思いや、
ワンカップ大関にまつわるご自身の素敵な思い出を伺い、共鳴する部分を感じました。
作中に登場するワンカップ大関が観客のみなさまと本作品の架け橋のような存在になれば幸いです。
徳利で日本酒を飲むことが当たり前であった時代にワンカップ大関が誕生し、そこから「カップ酒」が広まっていったように、本作品が一人でも多くの方に届き、「愛」の多様性が認められるきっかけとなることを期待しております。

有限会社マルヒロ 応援コメント

心から大切に愛おしく思う人について、恋愛やジェンダーにとらわれずにみんなと話せる社会になれば、私たちは優しくあたたかい光に包み込まれるのだと思います。
まるで恋愛がその人のアイデンティティーのほとんどをかたち作っているかのように扱われ、そのことに違和感を感じてきた人もたくさんいるはずです。
人間関係はもっと複雑で繊細で、いろんなかたちがあるのではないでしょうか。
まだ名前がない新しい人間関係について、話したい・聞いてみたい。
映画の完成を心待ちにしています。

杉山文野(NPO法人東京レインボープライド / 共同代表理事)応援コメント

ゲイの友人から精子提供を受け、パートナーが体外受精で妊娠出産。
4年前に子どもを授かり3人親スタイルで子育て。
前例のないファミリースタイルに不安がなかったと言えば嘘になりますが、今ではそんなことを考える隙もないほど幸福な時間で満たされる日々です。
家族とはこうあるべき、愛とはこうあるべき…そんな押し付け合いではなく、こうありたいと思う互いを応援し合える社会へ。
この作品はそんな気づきをくれるきっかけになるのではないかと期待しています!