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震災で家族を失った介護士描く「こわれること いきること」公開、主演は吉田伶香

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「こわれること いきること」ポスタービジュアル

「こわれること いきること」が5月下旬に公開決定。あわせてポスタービジュアルが解禁された。

本作は、東日本大震災で家族を失った介護士・遥が、介護施設での出会いを通して成長していくさまを描くヒューマンドラマ。喪失感に苛まれながら働いていたある日、遥の高校時代の恩師・小田由美子が入居してくることで物語は展開する。「オカムロさん」の吉田伶香が遥、藤田朋子が由美子を演じ、宮川一朗太、斉藤暁、寺田農が共演に名を連ねた。監督は「a20153の青春」「AZA-ARI」の北沢幸雄が務めている。

公開されたポスタービジュアルには、新緑の中で由美子を抱きしめる遥の姿が切り取られた。吉田は「今作を経て、どんなに不幸な運命でも変えることはできないのかもしれない。けれど、それを善し悪しどちらにするかは自分次第でどうにでもなる、そんな風に私は思えました」とコメントしている。

「こわれること いきること」は東京・シネスイッチ銀座ほか全国で上映。なお物語の舞台となった福島・いわき市のまちポレいわきでは、5月19日に先行公開される。

吉田伶香 コメント

河合遥役を演じさせて頂いた吉田伶香です。
今回初めて楽器を練習する期間があり、撮影が始まる前は主演を務めることにとても不安がありました。
そんな中、連日の撮影で余裕のない私に大先輩の方々やスタッフの皆さんのおかげで楽しく前向きに学びながら終えることが出来ました。
今作を経て、どんなに不幸な運命でも変えることはできないのかもしれない。けれど、それを善し悪しどちらにするかは自分次第でどうにでもなる、そんな風に私は思えました。

(c)三英堂商事/アイ・エム・ティ