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SUPER★DRAGON自分たちで作り上げたから見えたもの「スパドラの未来を想像してもらえるアルバムに」

音楽

インタビュー

ぴあ

SUPER★DRAGON 撮影:友野雄

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9人組ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGONが5枚目となるアルバム『mirror』をリリース!

2022年は5月から連続配信リリースをし、改めて自分たちに「必要なもの、不必要なもの」を見つけたという彼らが世に放つのは「スパドラらしさ」と「新しいスパドラ」が詰まったアルバムになっていると言います。

進化をし続けるSUPER★DRAGONの現在地、さらにこれからについてお聞きしました。

頭からつま先まで、しっかり自分たちで作り上げたアルバム

――まずは、今回のアルバムのコンセプトをお聞かせください。

ジャン海渡(以下、ジャン) 『mirror』というタイトルは僕が考えたんですけど、去年連続リリースの中で毎回違ったジャンル、いろんなSUPER★DRAGONを見せてきて、普段出かけるときに服を着て鏡で見て初めてこれが合うか合わないか分かるように、実際に僕たちを曲たちで着飾ってみて、SUPER★DRAGONに必要な要素か、逆に不必要な要素かを理解できました。その上で今回は自分たちが着たいものだけを着て、鏡の前に立つところをテーマにタイトルを考えました。楽曲については、メンバーそれぞれが携わって必要なものを埋めていった感じです。

――そのアルバムの中から『Revolution』と『相合傘』が先行配信されますが、どういった経緯でこの2曲を選ばれたんでしょうか。

古川毅(以下、古川) 今回、『mirror』というアルバムの中でそれぞれの曲が粒立っていると思うんですけど、その中でも対照的なところにあるのがこの2曲です。そこはこのアルバムの一番魅力というか。どっちもSUPER★DRAGONであって、SUPER★DRAGONがやるからすごく引き立つ楽曲になっていると思いますし、アルバム『mirror』を象徴できるような2曲になったのでこの2曲を選びました。

――今回のアルバムのスタッフクレジットにはプロデュースとしてSUPER★DRAGONという名前がしっかりと記されていますね。

古川 単純に制作の最初から最後まで、自分たちでしっかり作っていったっていう感じなんです。スタッフとも本当にああでもないこうでもないと、ときには論戦を繰り広げながら、みんなで一つのものを作りあげました。スタッフの皆さんも、きっとメンバーでここまで作ったということをしっかりと表現するべきだって思ってくれてクレジットにいれてくれたんじゃないかな、と思います。

連続リリースを経たからこそ生まれたアルバム

志村玲於

――そんなふうに制作に関わっていらっしゃるとより思いが強くなるかと思うのですが、それぞれ思い入れや、こだわりのある楽曲をお聞かせください。

志村玲於(以下、志村) 『Tap tap tap!』です。わりとスパドラの根底にあるような曲でこのアルバムにおいても、「これがスパドラだよ」と言えるような曲になっていると思います。 この曲は、自分と颯がコレオグラファーさんと一緒にコレオを考えています。ボーカルチームがアルバムの楽曲に対していろいろクリエイティブにやっている中で、僕らも何かできないかな、と思ってて。そしたら、颯の方から一緒にやりたいって言ってくれて。コレオグラファーさんと一緒に作るのは初めての挑戦ですし、失敗できない曲なので必ず成功させてやろうという思いでいます。

飯島颯(以下、飯島) もともと、ずっとスパドラのダンス面を支えてきてくれたコレオグラファーの先生と、玲於が共作で今回振り付けをするという話は聞いていました。自分も、去年から振り付けに携わる機会も増えて、創作意欲がすごくあったので今回のアルバムでも携わる機会があるかな、と考えていたところでそういう話があったので、ぜひ僕もやりたい、と玲於に伝えたんです。

『Tap tap tap!』自体もすごくスパドラらしさというか、自分たちの思いはすでに詰まってるんですけど、ライブで披露していくうちによりいい作品に仕上がるんじゃないかな、と思っているので、その作品作りの一部に貢献できたらな、と思っています。

――では、続いて古川さんお願いします。

古川 『Popstar』ですかね。デモの中からアルバムに良さそうな楽曲をチョイスしている中にあったんですけど、最初、タイトルが『ロックスター』だったんです。曲自体はそれで完成していたんですけど、俺たちが目指すのってロックスターじゃないな、と思って。

今回のアルバムで全曲通じて言えることが、ひとつ、ポップであることだと思ってるんです。ただ単にポジティブとか、明るいとか、そういうことじゃなくて、しっかりJ popを作ることだと思っていて、それを自分たちの軸としてそれぞれがいろんなところに投影させていったんだと思うんですけど、『Popstar』は自分たちの描く未来というか……。スパドラはゴリッとしたダブステップ×ロックみたいな始まり方だったけど、そこからいろんなフェーズを踏んできて、このアルバムでやっと明確になったので、そのポップスターという部分を表現したいな、と思ったんです。それは僕たちにとってもそうだし、BLUEのみんなにとっても、この1曲で納得できるものになるのかな、とか、すごく良い未来を想像してもらえるかな、という思いがありました。そういったことを提案して、今回は僕と和哉とジャンでリリックを書き、ジャンの家で最初プリプロし、3人でああでもないこうでもないってやって。

松村和哉(以下、松村) 二段ベッドでね(笑)。

古川 個人情報(笑)。
そういう流れがあってできた楽曲なので、ライブでのパフォーマンスも想像できました。意外とあるようでなかった楽曲なんですけど、ライブではここのブロックに入ってくるな、とか、ここは彪馬と洸希に絶対にこうやって歌ってほしいな、とか、ここはこう抜いてほしいな、とかいろんなことを想像しながらパートも作ったりしたので、完成したものを聴いて、グッとくるものがありましたね。ひとつ、メッセージとして強いものが作れたと思います。

――これがスパドラの目指すものだよ、と。

古川 そうですね。自分たちの哲学が見える楽曲なのかな、と思いますし、僕も個人的に書いたリリック、自分が歌っているところなんですけど、そこでBLUEだからこそ気づけるものも散りばめたりして。そういうのはやりたいな、と思っていたことなので、そこは聴いてみてのお楽しみに、って感じです。

池田彪馬(以下、池田) 僕は2曲目の『Revolution』ですね。構想段階から製作に携わって、自分からNamelessさんを提案させていただきました。

こういうストリングスを使ったダンスミュージックをずっとやりたいと思っていたんですけど、ストリングスの楽曲がダンスミュージックってあまり一般的なイメージではないのかなと思ってて。ちょっと尖っているイメージがあったので、タイミングがすごく難しいな、と思っていました。4枚目のアルバムの『Force to Forth』を出したときにNamelessさんと『Pioneer (Keep It Real)』を共作したんですけど、そのときにもある程度そういう楽曲をやりたいというビジョンはありました。でも、その時だと、できていなかったんじゃないかな、と思っていて。連続リリースを通して、SUPER★DRAGONらしいロックとかダンスミュージックを8ヶ月ずっとやってこなかった状況の中で、自分があえてSUPER★DRAGONならこういうのをやりたい、と思い描いていたものをやっとここで表現できるってなったら思い入れも違いますし、いい意味で期待も裏切れるとも思いますし。それで、予想もできないような楽曲になったので、非常にそういった意味ではこだわりぬいて作れた曲だな、と思っています。

ジャン 僕は『相合傘』ですかね。他の楽曲と比べていい意味で浮いてるというか。攻めた楽曲だったりロックサウンドだったり、ローテンションな曲がある中で、明るくてわりとラブソング、というのは『相合傘』だけだったので、そういう意味でもすごく刺さってましたし。今回、作詞に携わらさせていただいて、まずタイトルをこれだけ日本語にしようと思ったんですけど、アルバムのセットリストを公開したときにも気になってる人も多かったみたいで、それもよかったなと思います。

テーマとしてもイチから小説を書くようにまず1000文字ぐらいでストーリーを考えて、そこからそのストーリーで曲の中にはまる文字数で表現していった形だったので、ライブでも見せ方がどうなるのかなと、すごく楽しみです。相合傘なので、自分たちが傘を持っている中でBLUEたちと相合傘をするっていうような……何かできたらね。

志村 まだ構想段階だけどね。

田中洸希(以下、田中) 僕は『Don’t Turn It Down』です。そもそもこの曲のベースラインがめっちゃ好きで、僕の中で一つの挑戦もあって。今回もビートボックスを取り入れさせていただいたんですけど、その中でいつもやってるスクラッチとは別の、新しいスクラッチに挑戦して結構時間をかけて録らせていただいたので、凄く思い入れがあります。あとは新曲の中で結構しっかりラップをしているのがこの曲なので。最近はメロの方を担当していたので、お待たせしました、みたいな感じがあるかと思います。

古川毅

松村 『Popstar』ですかね。いい歌詞が書けたな、って思います。僕らが夢を追い求めるのと同じように、夢に大小っていうのはなくて、それを追いかけてる人がいるんだから、思ったようにその人らしくいてほしいな、という意味で書きました。あとは音楽に関してもいい悪いもない、芸術に良い悪いがないから否定しないで欲しいし、そういうことの繰り返しってどんどん消費される人が増える気がするっていう意味も裏テーマじゃないですけどあったので、思ったように書けたのでよかったです。

柴崎楽(以下、柴崎) 『Are U Ready?』ですね。スパドラの今までのゴリゴリした勢いのある強い感じから始まって、かと思いきや、途中で変わって……みたいな。これも多分連続リリースで見つけたところを踏まえてのスパドラの新しい表現の一つなのかなって思っています。振り付けがこれからなので、どうなるか僕も楽しみなんですけど、ライブでやる中で新しい表現の幅が1個広がった曲かな、と。聴いていていろんな変化があって楽しいので僕は一番好きですね。

伊藤壮吾(以下、伊藤) 連続リリースの楽曲なんですけど、『So woo』ですね。連続リリースの中で個人的にも好きだし、BLUEの反応的にも多分、好きな方が多い曲だよね、っていうところがあります。あと、初披露が去年の『EBiDAN THE LIVE』の2日目だったんですけど、そのライブが個人的に2022年ライブ気持ち良かったランキング上位に入ってくるライブなので、思い出に残っています。今回のアルバムは、連続リリースの楽曲の中でどれを入れるかというところもメンバーで話し合って決めたんですけど、入っていてよかったなと思っています。

飯島 もちろん『Tap tap tap!』も関わらせていただいて思い入れもあるんですけど、僕は『Revolution』もですね。今、振り入れが終わったんですけど、すっごく好きなんですよ。振り入れのときが僕一番楽しみなんです。どんな振りをコレオグラファーの方が作ってくださるのかというところを、自分自身も携わるようになってよりそういう目線で見てみるといろいろ吸収できるので。

今回も9人のこういう見せ方がまだあったんだ、という8年目にして気づきがありました。これをもっともっとみんなで踊り込んで9人で完璧に踊りこなせたら、またスパドラとしてのダンスのレベルも1段階上がるなと思いますし、この楽曲はイントロの部分で一気に世界観を作り出せるぐらいの強さを持っている曲です。それに負けないくらいの振り付けを今回作っていただけたので、すごく嬉しいです。

――8年目にして新しい発見があるのもいいですね。

飯島 そうですね。『Revolution』以外はこれから振付がついていくんですけど、そこも含めて、自分の成長にまたつなげていきたいな、と思います。

衣装でメンバーのいいところを引き出したかった

ジャン海渡

――今回、古川さんが衣装に携わられたということで、こだわりをお聞きしたいです。

古川 プライベートで知り合った、僕と同世代くらいの新進気鋭のデザイナーと一緒にやりたいねということで、『Hey Girl』のときからやっていて、今回も引き続き一緒に考えました。

このタイミングで、アルバムで黒ずくめの男達をやりたいなというのがあったのと、強さと派手さと、SUPER★DRAGONのミクスチャーユニットとしての音楽性とか、1人1人の立ち方とか、しっかりと各々のルーツが見られるようにやりたいなって思っていたんです。そういうテーマから、みんないろんなレザー着ようぜ、となって。フィッティングでいろんなレザーを持ってきてもらって、各々着たいものだったりとか、いろんなディスカッションをメンバーとして、最終的にまとまった形です。本当に着たいものもそうだし、オーダーも違うんですよね。

例えば和哉だったら、どれが一番ラップうまいジャケットかな、みたいな選び方をするし、玲於はバイカーファッションが好きだから、とかジャンは一貫してレザーのコートを着たいっていうのがもうあったので。衣装の細部でメンバーのいろんないいところを引き出せたらなというのもありました。だからみんな着られてないと思うんですよね。着こなしてると思うし、それがやっぱ重要なポイントだなと思っています。そこは僕も普段、衣装携わらせていただく上で本当に心がけてることですね。あとは何よりもやっぱりBLUEのみんなが一目でかっこいいって思ってもらえるものが大切だと思ってるので、いいビジュアルが作れたなって思ってます。

――田中さんは着こなしも難しそうですが、後ろ姿も美しいスタイリングですよね。

田中 本当ですか? ありがとうございます。
僕もこういうライダースは、結構前は着てたんですけど、最近着なくなってて。フィッティングのときにライダースがあったので3秒で決めました。で、たまたまその時に私服でレザーのパンツを履いてて。

古川 ああ、そうね。

田中 それいいねってなって。だから、衣装は結局ちょっとフレア仕様にはなってるんですけど、あのときレザーのパンツをたまたま履いてたから、即決だったと思います。

古川 確かにそういう決まり方しましたね。

――楽さんもレザーだけどかわいらしい感じで。

古川 楽は絵を描くし、アーティスティックな感じがするので絵描きっぽさもちょっと出したかったんですよ。白のオーバーオールとか着て、でも少し汚れて、っていうイメージ。もちろん白にするわけにいかないんですけど、オーバーオールを見たときに、これは絶対楽だな、と思いました。

「いつかガチ革命を起こしたい」(松村)

飯島颯

――続いて、『Revolution』のタイトルにかけて、今年、自分のどういうところを革命したいか、教えていただきたいです。

志村 なるべく今年は真摯に何事も一つ一つ丁寧に生きようと思ってるので、意識の革命をしていきたいな、と思っています。特に今年はSUPER★DRAGONにとっても大事な1年になると思うので、意識から変えていって乗り切ろうというか。

――具体的に新年から気をつけてるよ、っていうことはありますか?

志村 SNS関係ですよね。僕らはそんなにSNS関係は強いわけではなかったのでしっかりそこはやっていこうと。観てくださる方も、そこからやっぱりテンション上げてきてくださるわけじゃないですか。そういったものを今一度見直して、パシフィコに向けて、一緒にパシフィコに行く、という気持ちで頑張ろうと思いました。

飯島 俯瞰して全体を見る能力みたいなものを、革命というか伸ばしたいなと思っています。
パシフィコ横浜のライブタイトルの『Persona』とか、その次のホールツアーの『-∞-INFINITY』というタイトルをメンバー会議で話し合った末、採用していただいたんですけど、そういうのを通して、スパドラをどう見せたいかみたいなのをすごく考えるようになったんです。もちろん自分自身のことに関してもそうなんですけど、スパドラがこだわってることをBLUEのみんなや他の人に届けたいという思いがすごく強くなったので、活動をしっかりと第三者目線で見て何が必要かを考えて、いろんなアイディアを提案できたらな、と思っています。

――去年から少し考え方が変わったり、というところがある?

飯島 そうですね。それまではそれこそツアータイトルも演出家さん主導だったんですけど、メンバー自身も考える機会が増えてきたので、その分、今まで以上にスパドラについて見つめ直す時間がすごく多くなったな、と感じています。

伊藤壮吾

――続いて伊藤さんはいかがですか。

伊藤 この記事が出る頃には多分僕は20歳になっていて。

古川 おめでとう!

伊藤 鉄道車両も大体デビューから20年ぐらい経ってくると他と比べてサービスレベルが落ちてくるというか、ちょっと見劣りするようになってくるんですよ。JR西日本の車で体質改善車っていうのがあって、何年か経つとリニューアルみたいなのがあるんですけど、僕も体質改善というか。まだこの体でライブを何時間とやらなきゃいけなかったり、体力的にもいろいろあるので、長距離走じゃないですけど、そういうのに耐えうる体にするっていう意味で、今年20年という節目で革命した方がいいかなと思っています。

柴崎 自分がここを引っ張れるな、とか、自分の持ってるものをスパドラに活かせるなっていうところを伸ばせたら。パフォーマンス面で伸ばすのはみんなでやっていこうというところなので、自分がみんなと違ってできるのはグッズとか。今回『Persona』のライブロゴもデザイン担当させてもらっているんですけど、視覚面って一番最初に入ってくるものじゃないですか。そういう視覚から受ける刺激的なところでBLUEもそうですけど、まだBLUEじゃない人たちにも、「何だこれ。かっこいいな」って、そこからスパドラに入るきっかけを作れるようになれたらいいな、と思います。あと、BLUEのみんながスパドラのグッズってかっこよくね? って自慢できたら強いと思うんです。

例えばTシャツを着てて、「その服かわいいね。どこの?」って聞かれたときに、「好きなグループのTシャツなの」って言えたら、すごくいいじゃないですか。そういうところでスパドラに入るきっかけを増やして、もっと自分もスパドラに還元していけたらいいな、と思ってます。

田中洸希

古川 個人的にいろいろ挑戦したいな、と思います。そんなに多趣味な人間でもないですし、洋服、ファッションが好きですけど、それも結局こうやってスタイリングという形でとか携わらせてもらっていて、それはもう自分の人生の本当に大きなパーツになってるので、それ以外でイチ人間としてともっと他の楽しみとか、幅みたいなものを増やしていけたらいいなと思います。例えばゴルフとか。

志村 ゴルフ!

古川 ……とかはちょっと挑戦してみたいですよね。友達や知り合いで回るのも楽しそうだな、と思いますし。ゴルフに限らずですけど、行ったことないところに行ってみるとか、やったことのないことをやってみるとか。今まで踏み出せなかったところをちゃんと一歩でも踏み出してみることを増やしてから、合う合わないを決めてみようっていう1年にしたいです。

田中 僕は音楽のことに対して幅を広げたいな、と思ってます。今までもたまにリリック書かせてただいたりとかしてて。最近は趣味程度ですけど、曲を作ったりするので、それでいろいろスパドラだったり、自分の中での音楽の可能性を広げていきたいなと思ってます。

あと、楽器をいろいろできるようになりたいな、というのはあります。昔ピアノを習っていたので、曲作りのときにキーボードで打ち込むのはできなくはないんですけど、感覚を忘れているのでピアノもできるようになりたいし、ギターはやっぱりできるようにはなっておきたいですね。でもいろんなものに手を出して、とにかく触れてみたいな、と思います。

池田 プライベートの方だと食に関して革命を起こしたいです。

柴崎 どういうこと?

志村 起業するってこと?

池田 料理美味しいご飯屋さんをいっぱい探したいな、って。肉が好きなんで美味しいお肉屋さんいきたい。

志村 それは革命なん?

池田 自分の中でまだ「肉、ステーキといったらこの店」みたいなのが、まだイマイチつかめてないんですよ。

古川・志村 あ~。

池田 なのではちょっとつかみたいですね。

志村 今度一緒に行くか!

池田 いや、自分の中で、なんで。

一同 (笑)

松村 今年かは分からないですけど、いつかガチ革命したいですね。

古川 え?

志村 なに、こわ、急に。

松村 本物の革命をいつか。ラッパーなんで。自分が求めてる歌詞とか、書き方を日本でできてる人はいないと思うので、俺がお手本になるしかないな、と思いながらやってるんですけど、革命を起こしたいですね。今年に限らず。まずはアイドルでラップをしてる方々のお手本に、手始めになりたいな、と。

古川 目バキバキやん(笑)。

田中 怖い(笑)。

池田彪馬

――最後、ジャンさんはいかがですか。

ジャン 人生の目標はいい男になる、いい夫になるなんですけど。将来ね。

松村 それずっと言ってる(笑)。

ジャン その足りないものを毎年考えてね、成長するようにしてるんですけど。去年は内面を成長させる年だったんで、今年は外見を。やっぱり筋トレですね。週4でジムに行ってまして、それで革命というか。自分が今までがりっちょだったんで、そこから鍛えるのが自分としては革命かなと思います。

――ちなみに、いい夫の定義が気になります。

志村 確かに。まあ人によるだろうけどね。

古川 ジャンの中での定義ね。

ジャン そうですね。お父さんが僕にとっては見本なんですけど。まず1個は紳士的であることはすごく大事かなと思ってて。でも、紳士すぎてもね。それを当たり前にされたらね、何か違うなとは思うんですけど……って何これ?(笑)

古川 大丈夫、需要はあるから(笑)。

ジャン あとは何事も積み重なって爆発するときが一番、取り返しのつかないことになるので。気遣いに近いところかもしれないですけど、ある程度のスパンでお互いに抱えてるものを一度真剣に話し合う時間をちゃんと作るのも大事かなと思いますし。あとは……もう止まらなくなっちゃうんで。

――記事を読んでいる方にも参考にしていただいて。

松村 でも、経験してない人が言ってるだけなんで(笑)。

古川 間違いない、机上の空論でしかない(笑)。理想だからね。

ジャン まあいい夫、というか、いい男ってことですよね。

メンバーとやりたいこと。みんなで一緒に秘密基地を作りたいな。

――2023年、まだ始まったばかりということで、最後にこのメンバーとこういうことをしてみたい、というところを順にお聞きしていきたいです。まずは飯島さんから。

池田 サッカーを一緒に観に行きたいです。

一同 おー!

飯島 最近、よくサッカーの話題で盛り上がったりするので。あとゲームやったりね。

古川 昔やめたスマホゲームをまだ颯やってたんだっけ。

和哉 そう。僕らは4年前ぐらいにやめたウイニングイレブンを今もやってる。

田中 あっ、そうなの?

飯島 僕は生粋のサッカーオタクなんで、サッカーの選手をコレクションしたいみたいな、そういう意図でやってます。

松村 言い方がちょっと怖い、コレクションって。

田中 はははっ!

ジャン あ! あとストレンジャーシングスカフェ。

飯島 あー!

ジャン ストレングシングスを観て、そのカフェ行こうってなったんですけど、半年ぐらい行けてなくて。それは行きたいです。

――次、伊藤さん。

松村 うーん、誰とも趣味かぶらんしね。

ジャン それはそう。

古川 我が道を行き過ぎてるからね。

松村 何かこっちに誘い込むしかない。

ジャン そうだね。

松村 サウナに行きたいですね。壮吾は人生を、やっぱ無駄なく生きようとしてる感じなので、多分時間をすごく気にするんですよ。そんな人からしたら、サウナなんてもう愚の骨頂じゃないですか。

田中 ははは!

志村 そこまで言う!?

松村 本当になんで時間を無駄にしてるんだろう、ぐらいの感覚だと思うんですよ。その時間で生産性を上げているということを僕は彼に伝えたい。

古川 サウナがあるからいいリリックが書けたんでしょ?

松村 サウナに入らなきゃ何も書けない。それは本当にそう(笑)。

伊藤 前からサウナ行くみたいな話は聞いてたので、行こう行こう、っていう感じではいました。そんな拒否反応とかはないです(笑)。行こうかな。

松村 サウナがついてる寝台特急とかできればいいな。

古川 ありそうだけどね。めちゃくちゃ需要あるでしょ。

田中 作ってよ。

志村 サウナに入って寝て、目的地に到着できるって最高じゃん。次の日、パッキーン!ってなった状態で観光地楽しめるんだよ!? 需要しかない。

――伊藤さんが寝台列車のプロデュースから。

伊藤 考えます(笑)。

松村和哉

――じゃあ次は柴崎さん。

柴崎 なになに? メシ作ろうか?

古川 それは今年に限らずだもんな。

松村 いつでも作れる。

田中 一緒に秘密基地作りたいな。

志村 かわいいな!

古川 でもその企画おもしろくない?

田中 小さいころに公園みたいなところで、友達や弟と秘密基地ごっこをしてたんですよ。細かい作業得意じゃないですか、絶対おもろい空間になるだろうし。面白そうだな。

池田 それを壊したい。

松村 俺も!

池田 ね!

志村 最低!(笑)

松村 そういうの絶対蹴りでいけるからね。

田中 最低―!(笑)

古川 それはもう経験ありますって言ってるようなものだから!

田中 一生懸命作ったものを……大事にしろよ!(笑)

――(笑)。じゃあそんな松村さんとやりたいことは?

古川 和哉がステージに立つラップする身として、やっぱりジュエリーが欲しい、買いたいからついてきてくんない? って言ってきたことがあって。まだ買えてないと思うんで、それはぜひ今年選びに行きたいな、と。

松村 ちゃんとフェィクじゃないのをね。

古川 和哉に似合うものを一番わかってる自信はあるんで、いつでも相談していただければと思います。

松村 いいね!

――次は田中さん。

柴崎 俺、人生で1回は二郎に行ってみたい。行ったことなくて

松村 やめな。

田中 やめなっていうのやめな?

古川 それは二郎への営業妨害だよ。

志村 でもさ、かたや二郎で、かたや野菜しか食べられなかった、まで行った人じゃん。ようやく最近食べられるようになったけど。それぐらい違うわけじゃない。

松村 肌に合わないと思う。

柴崎 二郎ってめっちゃ野菜あるし。ってなんで俺そんなに止められるの?(笑)

古川 洸希の頻度がすごいから、っていうのもあるかもね。各店舗によって味違うんでしょ?

田中 違いますね。

古川 洸希的に一番美味しいところに連れてってあげて。

柴崎 うん、1回行ってみたい。

ジャン あと、洸希が20歳になったらジャズバーに連れていきたいです。ローファイとかジャズが好きなので。あとは普段めっちゃスマホを見るんですよ、この人。僕は逆に人といるときはスマホを触らないので、1日触らないときとかザラにあるんで、っていう日常に連れて行きたいです。スマホに触らず、ジャズの音を聴いてって。

田中 僕はジャンくんの家族全員を集めてパーティーがしたいですね。

古川 全員集めるって(笑)。

ジャン 俺んとこ来いよ(笑)。

志村 そうそう!

田中 違う、違う。トルコ住まいのおばあちゃんも全員連れてきてとかね。

ジャン そういうことね。やりましょう。

田中 やってくれるんだ!?

飯島 ジャン、最近バスケをほぼ毎朝やってるので、一緒にやりたいです。僕、逆にサッカー以外あんまやってはなかったんですけど、教えてもらいたいです。

松村 図書館行きたいです、ジャンくんと。

ジャン なんで図書館!?

松村 最近、東野圭吾読んでるみたいな話してたじゃん。

池田 へー!

松村 絶対読まなそうだなって思ったのに読んでいたので、ジャンくんが好きそうな本を選んであげたいですね。

ジャン 嬉しい。

柴崎楽

――池田さんはどうですか。

志村 美味しいご飯を食べさせてあげたい。

池田 ありがとうございます。

飯島 夏に僕が結構かき氷好きでかき氷巡りするんですけど、行きたいって言ってたので。

池田 そう、行きたいんですよ。

飯島 連れて行ってあげたいです。

古川 サッカーの前に。

池田 いいねー!ミルクティー味とかおいしそうだよね。

飯島 玲於が、紅茶が大好きなので紅茶の店のかき氷は行ったことがあるんですけど、わりとそういうお店は多くて行ってみたいですね。

ジャン 基本2人で飯に行くことが多いんで、ひたすらうまいもん食って、めっちゃいいホテル泊まって朝食も楽しむっていう飯の日を作りたいですね。

志村 彼女なの?

松村 付き合っちゃえよ、もう。

池田・田中 ははは!

古川 もしかして彪馬のいい夫になりたいんじゃないの?

志村 そういうこと!?

ジャン ホカンスっていうのが流行っている話をしてて。

古川 ホテルとバカンス?

ジャン そうそう。自分もホテル楽しむのが好きなので。お互いそこがマッチしていたので、楽しそうだな、って思いました。

――続いて古川さん。

ジャン 立て続けにすみません、フライボードにもっかい行きたいです。

古川 あー。

ジャン マリンスポーツでフライボードにのって板に浮くやつがあるんです。それで結構俺と毅がいい感じにできたんです。

古川 昔ね。

ジャン でも時間がタイトだったんで、フルでできるとかじゃなかったんで、しっかりマリンスポーツに行きたいです。

田中 (小声で)誰か毅くんとスキー行きたい人いないの?

一同 (笑)。

志村 あいつ悪いな! お前から提案してくればいいのに!

田中 (笑)。

松村 冬が来るたびに、スキー行きたくない?って言ってるんですよ。もう4年間ぐらい。

古川 たぶんもう風物詩だよね。

松村 行かないまでがセット(笑)。

柴崎 いつか行こうよ。

古川 行きたいな~。

松村 それと、「DJ始めない?」。

一同 (爆笑)

池田 やらないシリーズを掘り下げても!(笑)

古川 「DJ始めない?」は俺とジャン2人で言い合ってるから!

――最後、玲於さんお願いします。

ジャン サバゲ―行きたい。この前行ったばっかりですけど

一同 あー!

柴崎 行きたい。

ジャン って感じですかね。サバゲ―にずっとはまってて。何年前ぐらいから?

志村 もう3年ぐらい。

ジャン ずっとやってて。それに一緒についていって教えてもらいたいな、と思います。

取材・文:ふくだりょうこ 撮影:友野雄

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