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小芝風花主演「波よ聞いてくれ」に北村一輝、片寄涼太、原菜乃華が出演

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左から原菜乃華、北村一輝、片寄涼太。

小芝風花の主演ドラマ「波よ聞いてくれ」に北村一輝、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、原菜乃華が出演する。

沙村広明のマンガをドラマ化する本作は札幌のスープカレー屋でアルバイトとして働く鼓田ミナレが、ひょんなことから地元ラジオ局で冠番組を持つことになり、パーソナリティとして開花していく姿を描くもの。北村はミナレをラジオ業界に導く制作チーフディレクター・麻藤兼嗣、片寄はミナレが働くスープカレー屋「ボイジャー」の同僚・中原忠也、原は麻藤の部下でADの南波瑞穂を演じる。

北村は小芝について「迫力のある役柄が似合う女優さんは貴重ですよね。彼女自身は、ピュアな礼儀正しい子ですが、お芝居をやっている時の下からの睨み方とか…ああいうのは、俺は嫌いじゃないです(笑)」とコメント。一方の小芝は北村を「麻藤さん味がすごくあるなと思いました。麻藤さんは『ミナレの声をおもちゃにして遊びたいんだよ』という子ども心も持ってる人なのですが、 北村さんご自身も同じように持っている方で、お芝居中もいろんなアイデアを楽しそうにどんどん提案してくださるんです」と称賛した。

「GTO」以来約9年ぶりに小芝と共演する片寄は「いい意味で久しぶり感がありませんでしたね。でも、小芝さんのミナレ役のスイッチが入る時の目が変わる瞬間にドキッとします」と明かし、そんな片寄を小芝も「テレビでは拝見していたので、勝手に久しぶりじゃない感じはしてるんです(笑)。知っている人がいる安心感を感じています」と語っている。

初の社会人役を務めることになる原は「いつも現場でADさんの姿を見させていただきながら、どういう風にしたら社会人らしく、1人の大人としてちゃんと映るんだろうと考えながら、試行錯誤しています」と役作りについて述べ、初共演する小芝のことは「本当に優しくて、気配り上手な方で、とても憧れます」と語る。小芝は原に対して「瑞穂は1番真面目そうに見えて、ちゃんと変なところを持っている役なので、そこをどう表現してくれるんだろうっていうのが楽しみです!」と期待を寄せた。

脚本を古家和尚、演出を住田崇、片山修、植田尚が担う「波よ聞いてくれ」は4月21日からテレビ朝日系の金曜ナイトドラマ枠で放送される。TELASA(テラサ)では毎週の地上波放送終了後に本編を配信。

金曜ナイトドラマ「波よ聞いてくれ」

テレビ朝日系 2023年4月21日(金)スタート 毎週金曜 23:15~24:15
※一部地域で放送時間が異なる

北村一輝 コメント

すごく実験的な作品だなと思いました。台本読んだ段階では、現実離れしているところも多く「どんな感じになるのだろう?」というのは、未だにわかってないですね(笑)。1、2話を見て初めて、「あー、なるほど」となっていくと思っています。そういう風にわからない方が逆にいい時もありますし、ドラマや映画はお芝居だけで表現するものではなく、音楽や編集を含めて完成していくところも楽しみですね。自分はお芝居に向き合いながら、今作では会話のところはあまり作り込みすぎず、リアルな感じを出した方がいいかなと考えています。
小芝さんとは初めて共演させていただきますが、とてもハキハキしていて、元気がありますね。また、しゃべっているシーンを見ましたが、本当にすごくいい声、美声を持ってる方だなと思いました。これからミナレと麻藤の面白い関係性が第1話、2話で見せていけたらいいなと思いながら、頑張っています。
この作品は一言で言うとカオスです(笑)。こういう新しく、実験的な作品が新しい一歩になるるんじゃないかなと思いますし、そういうところも見ていただいたら面白いと思います。何より、小芝さんがこれまでのイメージともまた違い、すごく面白い! 金髪で眉間にしわを寄せながら、下からグッと睨まれるシーンがありますが、かっこよかったです。思わず「ヤンキーが似合うね」と言っちゃったんですけど(笑)。そういう迫力のある役柄が似合う女優さんは貴重ですよね。彼女自身は、ピュアな礼儀正しい子ですが、お芝居をやっている時の下からの睨み方とか…ああいうのは、俺は嫌いじゃないです(笑)。

片寄涼太 コメント

最初にお話をいただいた時は、連続ドラマに出させていただくことも久しぶりでしたし、テレビ朝日のドラマに出させていただくのも初めてなので、貴重な機会をいただいてとても嬉しかったです。原作も読ませていただいたのですが、自分のツボと合って、めちゃくちゃ笑いながら拝見させていただきましたし、作品自体もすごくチャレンジングなテーマで、どうやって映像化するんだろうとワクワクしながら読みました。それと同時に、自分自身の役をどうやって作っていくかっていう難しさも感じました。中原忠也は、とても爽やかでいいやつというのが第一印象で、自分の友達にいたらすごい嬉しいだろうなと思いました。その一方で、ちょっと天然というか、猪突猛進な部分もあるので、そこも含めて愛すべきキャラクターだなと思っています。誰がなんと言おうと、自分のスタイルや思いを大切にするっていうところは、共感する部分でもありますし、すごく素敵だなと思うので、そういった部分を大事に演じていけたらいいなと思っています。
小芝さんとは久々の共演ですが、いい意味で久しぶり感がありませんでしたね。でも、ミナレの役のスイッチが入る時の目が変わる瞬間にドキッとします。キャラクターとして出来上がっているので、自分も刺激をもらいながら撮影をさせていただいている感じです。
この作品は新感覚ドラマだと思うので、幅広い方に見ていただき、それぞれがいろんな解釈をしながら楽しんで、笑って、時にツッコミながら楽しんでいただけると思います。また、中原くんの恋の行方にもぜひ注目していただければ! 個人的には、カレーがすごく好きなのですが、劇中では僕は作る側なので、「ボイジャー」のカレーを早く食べたいなと思っています(笑)。

原菜乃華 コメント

原作とアニメを拝見させていただいたのですが、とても面白くて、先の展開が読めなくて、そしてカオスというか、今まで見たことのないような作品だったので、1日で一気見してしまいました。瑞穂ちゃんは大好きな役で私にとって推しメンだったので、演じられることになり、とても嬉しかったです。瑞穂ちゃんは女の子らしくて、柔らかくて、一生懸命で、とても可愛らしい皆が好きになってしまうような子なのですが、その一方でちょっと変わっているところもあって、とても愛くるしいキャラクターだなと思いました。ラジオ局の新人ADさんの役なのですが、私自身あまり社会人の役を演じたことがないので、いつも現場でADさんの姿を見させていただきながら、どういう風にしたら社会人らしく、1人の大人としてちゃんと映るんだろうと考えながら、試行錯誤しています。
小芝さんとは今回初めて共演させていただくのですが、衣装合わせの時にバレンタインが近かったので、出演者の皆さんに生チョコをプレゼントしてくださって、すごく美味しかったですし、本当に優しくて、気配り上手な方で、とても憧れます。ミナレさんと瑞穂ちゃんの2人の掛け合いがとても面白いので、どういう風にやって、どういう空気感になっていくのか、とても楽しみです。
上司役である北村さんはとても優しく、北村さんがいらっしゃると、現場が明るくなるんです。いろんなことを教えてくださいますし、近くで拝見しながら常に勉強させていただいています。
この作品は今までにないような、先の読めない展開のドラマとなっていると思います。私自身ラジオが好きなので、きっとラジオ好きの方にも見ていただけたら、楽しんでもらえるんじゃないかなと思いますし、これを機にラジオの魅力をもっと知ってもらえたら嬉しいなと思います。

(c)沙村広明/講談社