「名探偵コナン」2週連続SPに倉木麻衣が本人役で出演、主題歌も書き下ろし
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左から倉木麻衣、江戸川コナン。
スペシャルアニメ「名探偵コナン 紅の修学旅行~鮮紅編・恋紅編~」に、倉木麻衣が本人役でゲスト出演することが決定。主題歌に、倉木が歌う書き下ろし楽曲が使用されることもわかった。
山本泰一郎が監督した本作は、2週連続1時間スペシャルとして、読売テレビ・日本テレビ系で1月5日と12日に放送されるもの。劇中では、一時的に工藤新一の姿に戻ったコナンが、毛利蘭たちとともに修学旅行で京都を訪れる。そこで新一は、天狗が次々に人を襲うという謎めいた連続殺人事件の解決に挑むことに。ロンドンで自分の気持ちを告白した新一と、まだ返事をしていない蘭の関係も描かれる。
今回声優に初挑戦する倉木は、これまで「名探偵コナン」のテレビ版オープニング曲、エンディング曲、劇場版主題歌として合計21曲を提供してきた。同じアーティストにより歌われたアニメシリーズのテーマソング最多数として、ギネスにも認定されている。東京都内のスタジオでアフレコを終えた倉木は「自分にできるかどうかドキドキしていたんですが、高校の時に演劇部に入っていまして、その時の事を思い出しながらトライさせて頂きました」と感想を語った。
倉木はこのスペシャル版のために、主題歌「きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない」の歌詞を書き下ろした。またオープニングテーマには、倉木の楽曲「薔薇色の人生」が使用される。
なお劇場版第23弾「名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)」は、4月12日より全国ロードショー。
名探偵コナン 紅の修学旅行~鮮紅編・恋紅編~
読売テレビ・日本テレビ系 2019年1月5日(土)、12日(土)17:30~
※一部地域を除く
倉木麻衣 コメント
アフレコを終えた感想
今回こういった機会を頂いて、ついに来た~という思いで、とても嬉しかったです。長年に渡って名探偵コナンという作品の一部として、楽曲を手掛けさせて頂いて、今回、初めてのアフレコだったので……。以前、倉木麻衣としてアニメに登場させて頂いたんですけど、今回はアフレコを行おうという事で、自分にできるかどうかドキドキしていたんですが、高校の時に演劇部に入っていまして、その時の事を思い出しながらトライさせて頂きました。ファンの方から「主題歌だけじゃなく、アフレコにも挑戦してみたら?」と言われていたので、今回はその夢が実現できて、とても嬉しく思いました。
緊張の度合いについて
最初はどういう風にやっていくのかわからずにドキドキして緊張していんたんですけど、やっていく内に楽しめました。設定が倉木麻衣役なので、自分らしく、自分の口調で自然と演じる事ができました。
自分自身のイラストについて
想像以上に倉木麻衣の特徴をすごく捉えて下さって、素敵に描いて下さったのでとても嬉しかったです。
劇中に登場する2パターンの服装について
本当に倉木麻衣がそのままアニメ化されて、本当に宝物です。今日はアニメから飛び出したようにその格好でアフレコにトライやらせて頂きました。(シャツに)愛犬キャスパーのイラストを手書きで描いて下さって……。
アフレコの時に意識したこと
シチュエーションをイメージしながら前後の流れとかを感じて、自分なりに声のトーンなどを意識しながらトライさせて頂きました。アニメの口に合わせてセリフを言っていくので、そのタイミングというのはまた歌の時とは違いました。最後の語尾の言い回しもちょっと上げたり、声を張ったりといろいろご指導頂きながら挑戦させて頂いて、想像以上にうまくできたのですごく満足しています(笑)。どんどんやっていく内にこういう感じもできるのかなとか、自分の中の可能性みたいなものを発見できて、素晴らしい経験をさせて頂きました。
喉について気をつけていること
今回はアエイウエオアオというトレーニング、発声法をして、アフレコに挑戦させて頂きました。普段、歌の発声の時はまた違って、音階を感じながらトレーニングするんですが……。今の時期は乾燥するので、なるべく声をうるおして、お水を飲みながらやっています。
アフレコの手応え
ずっと名探偵コナンのアニメを楽しませて頂いて、セリフも感覚として自分に身についていたものを感じながら、このシチュエーションだったら、こうなのかなと想像しながらやらせて頂きました。まず、台本を頂いて、セリフが書いてあるんですけど、そこに工藤新一の名前もあって……。「あ~、あの新一が私としゃべっている!!」って感動しっぱなしでした(笑)。その中でアフレコを演じさせて頂きました。
人気キャラクターたちとの共演について
夢ってずっと思い続けると叶うんだなと思いました。最後チラッとコナン君とも近づく瞬間があるんですけど、今度また倉木麻衣としてコナン君と違ったシチュエーションでアフレコにチャレンジしてみたいなと思いました。
コナン作品への思い
コナンは単行本が出た時から本当に大好きな作品で、初めて主題歌を担当させて頂いた時から名探偵コナンの世界観にそっと寄り添えるような作品作りというのを大切にしながら作らせて頂いています。ストーリーもどんどん進化していくので、自分の楽曲も新しいストーリーに寄り添える形にして、いろんなスタイル、いろんなジャンルに挑戦させて頂きましたし、新しいものを発見して刺激を受けながら、どんどん名探偵コナンによって倉木麻衣を知って頂き、そして、ファンの方もどんどん家族が増えて、繋がりが広がって、本当に名探偵コナンという作品は家族のような大切な存在です。21曲もご一緒させて頂き、また今回は新しい楽曲2曲をお届けできるので、毎回ストーリーを頂いて、キーワードを感じながらワクワクして作っています。また新しい作品ができてとても幸せに感じています。
書き下ろし楽曲について
ストーリーを頂いて、今回は京都の清水寺が舞台になっていて、蘭ちゃんと新一の一番核心的な恋愛の模様を描いていますので、私はそのイメージを膨らませて、皆さんが楽しんで頂けるような楽曲をドラマチックに届けさせていただきます。いつもこの楽曲に映像がつくとどうなるんだろうってワクワク・イメージしながら作らせて頂いています。
特に好きなキャラクターについて
たくさんいるんですけど、やっぱり主人公のコナン君。コナン君の愛らしい顔も好きなんですが、やっぱり前向きに何でも解決していって、頭の回転も速いですし、たくさんの名言、前向きな希望を届けてくれるので、コナン君が一番大好きです。
ファンにメッセージ
今回はなんと……、私も待っていました!っていう新一と蘭ちゃんの恋模様の進展もあります。新一もキスしたいのかなって、素晴らしいポスターの言葉から展開していく。ハラハラドキドキもありながら、なんとコナン君が新一になって京都の清水寺からお届けしますので、皆さん、ぜひお見逃しなく。楽しみにしていて下さい。そして、私は光栄な事にアフレコの方に初挑戦させて頂きました。倉木麻衣として一生懸命演じさせて頂きました。主題歌の方も楽しんで頂けたら嬉しいです。皆さん、ぜひ観て下さい!
(c)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996