ロバート・レッドフォード俳優引退作が公開、実在の“紳士的な強盗”演じる
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「The Old Man & the Gun(原題)」
ロバート・レッドフォードの俳優引退作となる「The Old Man & the Gun(原題)」の日本公開が決定した。
本作でレッドフォードが演じたのは、実在の銀行強盗犯フォレスト・タッカー。1980年代初頭からアメリカ各地で犯行を重ね、逮捕されるも脱獄を繰り返していたタッカーは、発砲もしなければ暴力も振るわない紳士的な老人だった。レッドフォードは本作への出演を決めた理由を「脚本があまりにも面白く、夕陽に向かって消えていくガンマンのようなイメージが浮かんだ。これなら最後の作品にふさわしいと思った」と語っている。
アメリカでは現地時間9月28日にロサンゼルス、ニューヨークなど限定5館で封切られたが、口コミで話題を呼び、10月19日には上映館数が1042館に拡大。第76回ゴールデングローブ賞の主演男優賞(ミュージカル / コメディ部門)に、レッドフォードがノミネートされた。
監督と脚本を手がけたのは「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」のデヴィッド・ロウリー。タッカーを追う刑事ジョン・ハントを「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレックが演じたほか、「キャリー」のシシー・スペイセク、「リーサル・ウェポン」シリーズのダニー・グローヴァー、ミュージシャンのトム・ウェイツらがキャストに名を連ねた。
「The Old Man & the Gun」は2019年夏に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
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