横浜聡子、石井岳龍、加藤拓人、守屋文雄が監督した“感情の欠けた兄弟姉妹の物語”
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「almost people」ティザービジュアル
横浜聡子、石井岳龍、加藤拓人、守屋文雄が監督を務めた映画「almost people」が9月より東京・ユーロスペースで公開される。
コギトワークス製作による「almost people」は4人の監督が紡ぐ、感情の欠けた4人の兄弟姉妹の物語。「長男のはなし」を横浜、「長女のはなし」を石井、「次男のはなし」を加藤、「次女のはなし」を守屋がそれぞれ手がけ、1本の映画としてまとめられた。脚本は「凪の海」のいながききよたかが担当。音楽家・文筆家の菊地成孔と、菊地が結成した音楽制作者集団(ギルド)「新音楽制作工房」が音楽を手がけた。
「感情が欠けている」ことに葛藤しながら前を向く4人を演じたキャストも明らかに。“喜び”という感情が欠けた長男を嶺豪一、“怒り”の感情が持てない長女を柳英里紗、“楽しさ”がわからない次男を井之脇海、“寂しさ”がない末っ子の次女を白田迪巴耶が演じた。
「almost people」は国内配給にとどまらず海外での公開も計画中。セールスカンパニーを介さず、コギトワークスが海外のミニシアターと直接交渉を行っており、イギリスのロンドン、スコットランド、アイルランドのダブリン、アメリカのニューヨーク、ボストン、シカゴ、ソルトレイクシティ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、カナダのトロント、モントリオール、バンクーバー、オーストラリアのシドニー、メルボルン、ニュージーランドのオークランド、シンガポールの世界17都市・合計111館にアプローチしている。