舞台「ヴァニタスの手記」開幕!植田圭輔が色男役に挑戦「“エロ植田”をご堪能ください」
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「舞台『ヴァニタスの手記』-Encore-」より。
「舞台『ヴァニタスの手記』-Encore-」が、本日3月10日に東京・サンシャイン劇場で開幕する。これに先駆け、昨日9日に取材会が行われた。
19世紀のフランス・パリを舞台にした「ヴァニタスの手記」は、機械仕掛けの魔導書(グリモワール)“ヴァニタスの書”を探す吸血鬼の青年ノエと、“ヴァニタスの書”を持つ人間・ヴァニタスが織りなすスチームパンクファンタジー。望月淳による原作マンガは「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス)にて連載中で、2021年にはテレビアニメ版の第1クール、昨年には第2クールが放送された。
山崎彬が脚本・演出を手がける「舞台『ヴァニタスの手記』-Encore-」には、ヴァニタス役の植田圭輔、ノエ役の菊池修司らが出演。なお本作は、昨年舞台「ヴァニタスの手記」のタイトルで上演されたが、新型コロナウイルスの影響で大部分の公演が中止に。今回「舞台『ヴァニタスの手記』-Encore-」として新たに上演される運びとなった。
昨日行われた取材会には、植田、菊池らキャスト6人が出席。植田は、初演時に小学校5年生だったルカ役の前田武蔵に向けて、「1年ぶりに再会した武蔵が成長していて、時の流れを感じました」と微笑みながら、「今回のキャストだからこそできる舞台『ヴァニタスの手記』を、精一杯演じさせていただければと思います」と感慨深げにあいさつした。菊池は「前回、本番直前に降板することになってしまい、悔しい思いをしました。僕の中で止まってしまっていた時間が動き出し、今回ノエとして舞台に立てることをうれしく思います」と喜びを噛みしめる。
「Encore」から新キャストとして参加するジャンヌ役の七木奏音は「稽古初日から、カンパニーの皆さんの『ヴァニタスの手記』に対する強い愛を感じました。私なりのジャンヌを作り上げて、最後までジャンヌとして生き抜きたいと思います」とコメント。前田は「今回の目標は、ヴァニタスにジャンヌを盗られないこと。それをがんばりたいと思います!」とヴァニタス役の植田に宣戦布告し、キャスト陣の笑いを誘った。
初演に続き、ドミニク役を務める澤田美紀は「みんなの思いがギュッと詰まった舞台になっているので、多くの方の心に届くように、ドミニクとしてがんばりたいです」と意気込みを語り、ローラン役で続投する丘山晴己は「こうしてみんなで初日を迎えられることは本当に奇跡。3日間という期間ではありますが、この時間を大事に抱きしめていきたいと思います」と笑顔を見せた。
久しぶりに再会を果たした5人と新キャストの七木が、和気あいあいとした雰囲気で本作の見どころを語り合う中、最後に植田が「ヴァニタスはおそらく自分史上一番色男な役なんじゃないかなと(笑)。皆さん、“エロ植田”をご堪能ください!」とアピールし、取材会を締めくくった。
上演時間は約2時間30分。公演は3月12日まで行われ、千秋楽となる12日17:00開演回にはライブ配信が実施される。また、9月27日に本公演のBlu-ray / DVDが発売されることも明らかになった。
「舞台『ヴァニタスの手記』-Encore-」
2023年3月10日(金)~12日(日)
東京都 サンシャイン劇場
原作:望月淳「ヴァニタスの手記」/「ヴァニタスの手記」製作委員会
脚本・演出:山崎彬
キャスト
ヴァニタス:植田圭輔
ノエ:菊池修司
ジャンヌ:七木奏音
ドミニク:澤田美紀
ルカ:前田武蔵
ルイ:矢代卓也
オルロック:中村哲人
Dr.モロー:鈴木理学
ルスヴン:鷲尾昇
ローラン:丘山晴己
先生 ほか:浅野康之
ノックス ほか:香月ハル
マーネ ほか:酒井翔悟
アメリア ほか:渡辺菜花
ベロニカ ほか:下村彩
カトリーヌ ほか:野島怜衣珠
マリア ほか:黒須杏樹
ジョルジュ ほか:海本博章
蜘蛛の仮面の男 ほか:佐松翔
(c)望月淳/SQUARE ENIX・「ヴァニタスの手記」製作委員会 (c)舞台「ヴァニタスの手記」製作委員会