立川吉笑、“現人神”三遊亭白鳥の激励受け「三題噺五日間」開幕
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立川吉笑
渋谷らくごが展開する「吉笑三題噺五日間」が昨日3月10日、東京・ユーロライブでスタートした。
これは、昨年「令和4年度 NHK新人落語大賞」で大賞に輝き、年末には「渋谷らくご大賞 おもしろい二つ目賞」で2年連続受賞を果たした立川吉笑が5日間連続、「三題噺」でトリを務めるもの。三題噺とは客席からランダムに出された3つのキーワードを使って短時間でストーリーを創作する落語の形式で、吉笑は当日抽選で選ばれた「桜前線」「パフパフ」「駅伝」という言葉を使って三題噺を熱演した。
演目が終わった後にお題を1つ使っていないことに気がつき、高座でひっくり返るというアクシデントもあったが、思わぬできごとに会場は大盛り上がり。開演前には「師匠」として崇める三遊亭白鳥が激励に駆け付けてくれ、喜びを隠しきれない吉笑はオープニング、着物を着ることを忘れて私服姿で登壇していた。
三遊亭白鳥 コメント
別の会場でも「吉笑くんが俺のことを尊敬している」とは聞いていて、あまり尊敬されたことがないからガセかなぁと思っていた。なかなか演る人がいない三題噺に取り組んでもらえるのはとても嬉しい。(終演後)大変素晴らしかった。吉笑くんは物語を作れる人。お題を忘れるというアクシデントもあったが、これからの4日間、「桜前線」のように尻上がりによくなるはず。楽しみです!
立川吉笑 コメント
勝手に崇拝していた“現人神”と楽屋で会話ができるとは。三遊亭白鳥師匠ご本人より白鳥師匠が作る三題噺について詳しいと思う。今日も白鳥師匠が三題噺で作った落語を聞いてから来た。5日間なんとか頑張りたい。
吉笑三題噺五日間
日程:2023年3月10日(金)~3月14日(火)
会場:東京・ユーロライブ