「The Son」で心の病抱える子の母演じたローラ・ダーン「議論が続いてほしい」
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「The Son/息子」メイキング写真。左からヒュー・ジャックマン、ローラ・ダーン、フロリアン・ゼレール。
「The Son/息子」より、キャストのローラ・ダーンのインタビュー映像がYouTubeで公開された。
フロリアン・ゼレールが監督を務めた本作は、弁護士として働きながら家族と幸せな日々を送っていたピーターを主人公とするヒューマンドラマ。劇中ではある日、前妻と住む17歳の息子ニコラスが、ピーターのもとに引っ越したいと訴える。ピーターにヒュー・ジャックマンが扮した。
ダーンが演じたのはピーターの元妻で、心の病を抱えるニコラスの母・ケイト。彼女は本作について「親が子育てで果たす役割について描写がとてもリアルだと思う」と述べ、「不安定な人をどう支えるか、答えがないということが、どれほど苦しいことなのか」と語る。そして「社会はうつと向き合うことに慣らされていない。間違いなくアメリカでは“すぐ薬を飲む”文化が根付いている。自分たち自身や友人と家族のためにも本作をきっかけに議論が続いてほしい」と願いを込めた。
「The Son/息子」は、3月17日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。
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