「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」中村アン、吉瀬美智子、北村有起哉が新キャラ演じる
映画
ニュース
矢部律子役の中村アン。
桐谷健太主演ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」に中村アン、吉瀬美智子、北村有起哉が出演する。
本作では、2020年1月期放送「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」の主人公・仲井戸豪太が、3年ぶりに横浜を疾走。豪太の前に“日本屈指の頭脳”を持つ検事チームが立ちはだかり、新たに司法サイドから“唯我独尊の判事(裁判官)”も参戦する。豪太役の桐谷のほか、比嘉愛未、磯村勇斗の参加も発表されている。
このたび豪太ら刑事チームの前に立ちはだかる検事たち、そして新勢力となる判事のキャストが明らかに。中村が演じるのは、上昇志向が強い横浜地方検察庁みなと支部の検事・矢部律子。北村は横浜地方検察庁みなと支部に新たに着任したエリート意識の強い検事・二階堂俊介に扮する。また吉瀬は「氷点下100度の女」の異名を持つ横浜地方裁判所みなと支部の判事・諸星美沙子役でキャスティングされた。
中村、北村、吉瀬によるコメントは以下に掲載している。
「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」はテレビ朝日系で4月から毎週木曜21時より放送。地上波放送終了後にTELASA(テラサ)で配信される。福田靖が脚本、本橋圭太と樹下直美が演出を担当した。
木曜ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」
テレビ朝日系 2023年4月スタート 毎週木曜 21:00~
中村アン コメント
前作を拝見して、テンポの良い台詞の掛け合いにすごく面白いイメージを持っていたので、その中に新しく入れていただけて、とてもうれしいです。「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は何と言っても、群像劇が魅力。福田靖さんの脚本は、各登場人物のキャラクターがすごく立っていて、それぞれ人間らしさが見えるところが素敵だなと思います。
私が演じる律子は、仕事が大好きで、上昇志向がすごくある人。そこは私もすごく共感できますし、愛せるキャラクターだと感じています。その一方で、今回はユーモアのある作品。ユーモアって考えれば考えるほど、お芝居がちょっとウソっぽくなり難しくなってしまうので、いい意味で考えすぎることなく、ナチュラルに演じていきたいです。また、これまでもいろんな“仕事がデキる女”を演じさせていただいてきましたが、今回は役の年齢設定も自分と同じ35歳なので、実際に自分が思うことを等身大で表現できたらな、と。皆様の力を借りながら、強いだけじゃない人間らしさを表現していきたいです。
主演の桐谷健太さんは現場の雰囲気をすごく明るくしてくださって、みんなを「頑張れる!」という気持ちにさせてくださる方だと思います。過去に何度かご一緒させていただいたのですが、以前はまだ私の演技経験が浅かった頃にお会いしていたので、ぜひ成長を見せたいです。
吉瀬美智子 コメント
出演オファーをいただいた時は、「え~っ、判事!? ムリ~」と不安になりました(笑)。判事は演じたことがないし、セリフも専門用語が沢山出てくるんだろうな、と…。でも、脚本を担当するのが「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」(2021年)でご一緒した福田靖さんだと聞いて、やれるものならやりたいと思いました。ちょうど前作を見て面白いと思っていたこともあり、オファーを受けました。私は福田さんの笑いのツボがすごく好きなんです。純粋に面白いところと、人間の深いところを描くのがとても上手ですし、セリフも口語体で書かれるので違和感なく言えるんです。ただ、今回は専門的なセリフも多いので、まるでテストを受けるような気分(笑)。福田さんがまた以前とは違う課題を出してくださっているのかなと思い、「頑張るしかないな!」と奮起しています。
美沙子はとにかく頭が良くてキレキレで、バリバリ仕事ができる女性。ちょっと上から目線の言動も垣間見られるので、ドS的なお芝居もあっていいのかな、と楽しみにしています。前作のイメージを壊すことなく、かつスパイスになれるように、魅力ある判事を演じたいと思っています。
主演の桐谷健太さんとは今回が初共演ですが、イメージ通り情熱的な方だとお聞きしました。今回はその熱に私も乗っかっちゃおうかなと思います(笑)。
北村有起哉 コメント
今回の脚本は先がまるで予期できない本。シリアス、サスペンス、コメディー…とバラエティーに富んだシーンが盛り込まれているので、演じる側としてはそのバランスを心得て臨まなければ、と思っています。また、人物のキャラクター性が際立っているのもこの作品の魅力ですが、僕が演じる二階堂に関してはどこか捉えどころがないんです。真面目だったり、脇が甘かったり、少年性のような部分もあったり…。脚本の福田靖さんが敢えてそういう役を与えてくださったのだとすれば、僕も分かりやすい人物設定に走って想定内の範ちゅうに収まらず、何かチャレンジしなければいけない。「すいません、こんなふうになっちゃいました…」というような人物になればいいなと思いながら(笑)、模索中です。
主演の桐谷健太くんはすごく元気で、すごく真面目な方。丁々発止になるシーンで僕がちょっと閃いた変化球を投げた時にどう返してくれるのか、とても楽しみにしています。ほかにも芸達者な方がたくさん揃っていますので、皆さんと一緒に作品を膨らませられれば、と思っております。
このドラマのタイトルを初めて読んだとき、天気予報みたいだなと思ったんです。ドラマ自体も天気がコロコロ変わって、視聴者の皆さんが動揺し、巻き込まれるようなものになっていけばいいなと思いますので、ぜひ皆さんも雨ガッパを用意してお楽しみください(笑)。