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内田慈×遠山昇司「あの子の夢を水に流して」公開日決定、ポスタービジュアルも解禁

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「あの子の夢を水に流して」ポスタービジュアル

内田慈が主演を務める「あの子の夢を水に流して」の公開日が5月20日に決定。あわせてポスタービジュアルが到着した。

本作は、幼い子を亡くした女性・瑞波が故郷の熊本・八代に戻り、幼なじみとともに豪雨災害の傷跡が残る球磨川を巡りながら命の鎮魂と再生に向き合う物語。内田が瑞波を演じ、玉置玲央、山崎皓司、加藤笑平、中原丈雄がキャストに名を連ねる。

監督を担う遠山昇司は「川という時間を映画という時間で体験して頂けたら幸いです」、内田は「みんなで生と死に向き合いました。是非ご覧ください」とコメントしている。なおYouTubeでは予告編が公開中。

「あの子の夢を水に流して」は東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。

遠山昇司 コメント

熊本県を中心に発生した令和2年7月豪雨を受けて企画した本作は、球磨川という川の流れと我が子を失った女性の姿を描いた物語です。
主人公の瑞波役を演じた内田慈さんの静かで切実な演技、恵介役・玉置玲央さんの川とともに生きる者としての佇まい、良太役・山崎皓司さんの誠実で真っ直ぐな言葉、そして3人を温かく見守り続ける出水役・中原丈雄さんの眼差しが川の流れと重なることでこの映画は生まれました。
川に流れているもの、流されたもの、そして人が川に流すもの。
川という時間を映画という時間で体験して頂けたら幸いです。

内田慈 コメント

川の流れのような映画です。生きる中での愛おしい営みも、苦しいこと悲しいことも、表面にあるもの底の方にあるもの、全てを内包して、"時間"という一定の方向に流れていく。人間を含めた、自然界に存在する全てのものが同列に扱われた作品。2020年の豪雨災害の傷跡が残る熊本県八代市でオールロケ。当時氾濫し大きな被害をもたらした球磨川は、眼前で美しく輝いていました。自然と、共演者の玉置さん・山崎さん・加藤さん・中原さんらと、遠山監督はじめ全てのスタッフの皆さんと、みんなで生と死に向き合いました。是非ご覧ください。

(c)「あの子の夢を水に流して」製作委員会