全米で失神者や嘔吐者が続出、殺人ピエロの惨劇描く「テリファー」続編が6月公開
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「テリファー 終わらない惨劇」場面写真
全米で鑑賞した人の中から失神者や嘔吐者が続出したという「Terrifier 2」が、「テリファー 終わらない惨劇」の邦題で6月2日より東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズほかで公開される。
本作は無慈悲で不気味な白塗りの殺人ピエロ“アート・ザ・クラウン”が、ハロウィンの夜に繰り広げる惨劇を描いた2016年製作「テリファー」の続編。人々に忌まわしい記憶を植え付けたマイルズカウンティーでの惨劇から1年後を舞台に、絶命したかにみえたクラウンは死体安置所で息を吹き返し、その残虐性と冷酷さを増して再びハロウィンの街へと繰り出す。そして父親を亡くした姉弟を再び悪夢が襲う。
監督を務めたのは、前作から引き続きダミアン・レオーネ。特殊メイクのアーティストとしても活躍するレオーネは、2008年の短編「The 9th Circle(原題)」から一貫してアート・ザ・クラウンのイメージを築き上げてきた。
「テリファー 終わらない惨劇」は2022年10月に全米で封切られると、またたく間にヒット。過激な描写が口コミを中心に話題を呼び、映画の公式SNSが「本作は生々しいバイオレンス描写とホラー演出を含んでいます。心臓の弱い方、胃腸が弱い方、体調が万全でない方は、十分に注意してご鑑賞ください。すでに失神・嘔吐した人が多数確認されています。それでも鑑賞するという方は、自己責任で……」と注意喚起したほど。日本ではR18+指定作品として封切られる。配給はプルークとOSOREZONEの共同。
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