菊地凛子×熊切和嘉タッグ作の公開日決定、アレハンドロ・G・イニャリトゥらが絶賛
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「658km、陽子の旅」場面写真
菊地凛子が主演を務めた「658km、陽子の旅」の公開日が7月28日に決定した。
本作は、夢破れ挫折したフリーター・陽子が父の訃報をきっかけに、24年間帰っていなかった故郷の青森・弘前をヒッチハイクで目指すロードムービー。菊地が陽子を演じ、「空の穴」以来22年ぶりに菊地とタッグを組んだ熊切和嘉が監督を務めた。
「バベル」で菊地を起用した映画監督のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは「熊切和嘉は、主人公の痛みや雰囲気を探求し、見事に描き出し、素晴らしい仕事を成し遂げた」とコメント。また「死ぬまでにしたい10のこと」のイザベル・コイシェは「この映画は孤独と敗北を描いた、力強い物語だ」と本作を称賛している。YouTubeでは特報が公開中だ。
「658km、陽子の旅」は東京・ユーロスペース、テアトル新宿ほか全国で順次公開。なお本作は映画オリジナル企画コンテスト・TSUTAYA CREATORS' PROGRAM 2019で脚本部門の審査員特別賞を受賞した室井孝介の作品を原案としている。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ コメント
彼女が過去と対峙する姿に、悲しく胸を締め付けられた。彼女の苦痛や悲しみは、観客の心を突き刺し、目が離せなくなる。熊切和嘉は、主人公の痛みや雰囲気を探求し、見事に描き出し、素晴らしい仕事を成し遂げた。
イザベル・コイシェ コメント
この映画は孤独と敗北を描いた、力強い物語だ。人生の岐路に立つ孤独な女性を映し出し、観客の心を確実に揺さぶるだろう。
(c)2023「658km、陽子の旅」製作委員会