「エブエブ」NGシーン集、ミシェル・ヨーら抱腹絶倒の舞台裏を公開
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「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」NGシーン集より。
第95回アカデミー賞で作品賞など最多7冠に輝いた「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のNGシーン集がYouTubeで公開された。
本作は、倒産寸前のコインランドリーを経営する主人公エブリンが、世界と家族を救うため並行世界(マルチバース)にはびこる悪に立ち向かう物語。解禁された映像には、アカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨーをはじめ、助演男優賞に選ばれたキー・ホイ・クァン、助演女優賞を獲得したジェイミー・リー・カーティスらが仲睦まじく撮影に臨む様子が収められた。謎のダンスを踊り、変顔を披露するなど、これまでのイメージを覆すキャラクターを楽しむミシェル・ヨーの姿も映し出される。
撮影当初、そんな彼女の姿を見たアシスタントからこっぴどく叱られていたという監督のダニエル・クワンとダニエル・シャイナートの“ダニエルズ”コンビ。「撮影が始まってからの数日間、アシスタントはすごく怒っていたんだ。『ミシェルをそんなふうに見せたら駄目。そんなことしないで! あのカツラはやめて! ミシェルには白髪なんてないのよ!』なんてまくし立てていたよ……(笑)」と裏話を告白している。
またエヴリンを支える夫ウェイモンドを演じたキー・ホイ・クァンが、うっかり役名を忘れ、撮影中に「ミシェル!」と本名を呼んでしまうお茶目なNGシーンも。脚本段階ではミシェルの役名はエヴリンではなく、本名のミシェルが使われていたそうで、脚本を読み込んでいた真面目なキー・ホイ・クァンは撮影中に何度もNGを出してしまったという。
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は全国で上映中。
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