ポン・ジュノとソン・ガンホが舞台「パラサイト」に期待寄せる「至極の喜びです」
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左からポン・ジュノ、ソン・ガンホ。
韓国映画「パラサイト 半地下の家族」の舞台化に寄せた、ポン・ジュノとソン・ガンホのコメントが到着した。
鄭義信が台本・演出を担当する舞台「パラサイト」では、1990年代の関西を舞台に、家内手工業の靴作りで生計を立てる金田一家が、高台にある豪邸で暮らす永井一家に寄生していくさまが描かれる。古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ、キムラ緑子、みのすけ、山内圭哉、恒松祐里、真木よう子らがキャストに名を連ねた。
原作「パラサイト 半地下の家族」が高く評価され第92回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞を受賞したポン・ジュノは「この作品は、裕福な家庭と貧しい家庭が、相反する場所で紡ぎ出す密度の高い人間ドラマです。故に私も当初は戯曲として構想した作品です。俳優の生き生きとした眼差し、息遣い、そして汗を直に感じてもらえる舞台版『パラサイト』で、再び観客に出会えることは至極の喜びです」と述べた。
また原作で貧しい一家の父親キム・ギテクを演じたソン・ガンホは「最高の演出家と俳優陣が集まったと聞き、とても光栄に思います。映画とは違う立体感や臨場感、そして舞台の圧倒的なエネルギーが期待されます」と語っている。
舞台「パラサイト」は6月より東京・大阪で上演。明日3月19日12時にMY Bunkamura、3月26日11時にレプロエンタテインメント先行チケット販売特設サイトにて、主催者先行チケットの販売がスタートする。
COCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」
2023年6月5日(月)~7月2日(日)東京都 THEATER MILANO-Za
2023年7月7日(金)~17日(月・祝)大阪府 新歌舞伎座
ポン・ジュノ コメント
映画「パラサイト 半地下の家族」が日本で舞台化されることがとても嬉しく、楽しみです。
この作品は、裕福な家庭と貧しい家庭が、相反する場所で紡ぎ出す密度の高い人間ドラマです。
故に私も当初は戯曲として構想した作品です。
俳優の生き生きとした眼差し、息遣い、そして汗を直に感じてもらえる舞台版「パラサイト」で、再び観客に出会えることは至極の喜びです。
演出の鄭義信先生の長年のファンとして、傑作「焼肉ドラゴン」を観劇した際に、スタンディングオベーションで拍手を送った記憶が今も蘇ります。加えて、日本を代表する最高の製作陣と俳優たちが集結してくれたことに、私の期待は更に膨らんでいます。「パラサイト」の公演に心からの祝辞と感謝の気持ちをお伝えいたします。
ソン・ガンホ コメント
演劇の開幕を心からお祝い申し上げます。
個人的には最高の演出家と俳優陣が集まったと聞き、とても光栄に思います。
映画とは違う立体感や臨場感、そして舞台の圧倒的なエネルギーが期待されます。多くの観客の熱気に包まれる素晴らしい公演になることを切に願っています。
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