「シング・フォー・ミー、ライル」監督が語るワニのライルが教えてくれることとは
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「シング・フォー・ミー、ライル」場面写真
「シング・フォー・ミー、ライル」より、監督を務めたウィル・スペックとジョシュ・ゴードン、脚本を手がけたウィル・デイヴィスのコメントが到着した。
バーナード・ウェーバーによる絵本「ワニのライル」シリーズをミュージカル映画化した本作。歌でしか思いを伝えられない孤独なワニのライルが、同じく孤独を抱えた少年・ジョシュと心を通わせていくさまが描かれる。
スペックは「願いを叶えてくれるような存在だから、ライルは最高なんです。こんな友達がいたらいいなと思うし、自分の家の屋根裏でこんな発見をしたかった」とコメント。デイヴィスは「もしも機嫌を損ねたら、食べられてしまうことだってあるでしょう。そんな動物と友達になるということには何か惹かれるものがある」と語る。
またゴードンは「(ライルは)動物という枠を越えて、そこにいる人間たちのうまくいかないことを察します。いい方向へ向かわせる歓びや情熱を、音楽でもたらしてくれるんです」と話し、スペックは「ライルは情熱的で人のことが大好きでつながりを大切にしていますが、同時に彼は孤独で愛を必要としています。そんなライルが教えてくれるのは、無条件に信頼し合える関係を築いた相手の前では、最高の自分でいられるということ。その相手が例えどんな姿であってもです。ジェンダーも関係ありません」と伝えた。
「シング・フォー・ミー、ライル」は、3月24日より全国ロードショー。