「古池や」の「や」がすごい!伊集院光が松尾芭蕉らの奥深さに触れる書籍
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「名著の話 芭蕉も僕も盛っている」表紙
伊集院光の書籍「名著の話 芭蕉も僕も盛っている」(KADOKAWA)が3月23日に発売される。
これは、2012年より「100分de名著」(NHK Eテレ)で100冊を超える名著を紹介してきた伊集院光が自身の心に刺さった3冊を厳選し、それぞれの本をよく知る人物とトークする対談集の第2弾。今回は松尾芭蕉「おくのほそ道」を俳人・長谷川櫂と、ダニエル・デフォー「ペストの記憶」を英文学者・武田将明と、カルロ・コッローディ「ピノッキオの冒険」をイタリア文学者・和田忠彦とともに深く語り合う。
「古池や 蛙飛こむ 水のおと」という松尾芭蕉の有名な句と初めて出会ったときの感想が「……だから何?」だったという伊集院。しかし「古池や」の「や」に関する解説を長谷川から聞いたあとは「天才・松尾芭蕉の宇宙の中にいるようだ!」と感想が一変したという。彼が感嘆した“「や」についての考え方”とは。