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濱田めぐみとの“闇広”デュエットも、山崎育三郎の「THIS IS IKU 2023」閉幕

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ニュース

ナタリー

「I AM 1936 presents THIS IS IKU 2023」より。

「I AM 1936 presents THIS IS IKU 2023」が、昨日3月21日に東京・東京ガーデンシアターで開催された。

「THIS IS IKU」は、山崎育三郎がパーソナリティを務めるニッポン放送のラジオ番組「山崎育三郎の I AM 1936」から生まれたライブイベント。同イベントシリーズの第5弾となる今回は、秋山竜次(ロバート)、木梨憲武、コブクロ、濱田めぐみがゲスト出演した。

イベントはオープニングVTRからスタート。VTRでは、山崎がテレビ朝日系のドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」のために伸ばしていた髪を切る様子が映し出される。「記念に」と自分で髪にハサミを入れた山崎は、美容師に髪を整えてもらうと、着の身着のままで会場に駆けつけて観客を盛り上げた。ファンが歓声を上げる中、山崎はダンサー4人を引き連れて「I LAND」「僕のヒロインになってくれませんか?」を歌唱。その後改めて山崎は「『THIS IS IKU』第5回目、スタートします!」と声高らかに宣言した。

最初のゲストは秋山扮する、“ミュージカル界の宙吊り王子”こと霧島天介。霧島が簡易な宙吊りのセットで登場すると、会場は一気に笑いに包まれる。霧島は自身のミュージカルの楽曲「SIX o'clock」を披露するが、歌っている間にワイヤーが霧島の下半身に食い込んでしまい、霧島は汗が止まらない。山崎は続けて「じゃあ次は僕の歌を歌おう」と、霧島と「君は薔薇より美しい」をデュエット。しかしその間にもワイヤーは食い込み、霧島は「股が限界」と替え歌で観客の笑いを誘った。

続いて濱田がステージに姿を現し、山崎と「美女と野獣」をデュエットしたほか、山崎がぜひ濱田と歌いたかったというミュージカル「エリザベート」の「闇が広がる」も披露された。また5月からミュージカル「ファインディング・ネバーランド」で初共演する2人は、同作より「All That Matters」「Neverland」を歌唱。濱田は「(ジェームズ・バリ役は)育ちゃんにピッタリ!」と山崎の演技を絶賛し、山崎も「久しぶりに本読みで泣きました」と、同作の脚本の素晴らしさを語る。その後はドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」の主題歌を歌ったコブクロと、山崎がMCを務める日本テレビ系番組「おしゃれクリップ」にゲスト出演した木梨も登場し、観客を沸かせた。

ゲストパートのあとは再び山崎のソロライブに。山崎は「エリザベート」より「キッチュ」を歌いながら客席を練り歩き、イベントグッズのステッカーを配って観客を喜ばせた。続いて山崎はファンからのリクエストに応え、ミュージカル「レ・ミゼラブル」のオーディションエチュードを再現し、同作の楽曲メドレー(「強奪」「プリュメ街」「心は愛に溢れて」「ABCカフェ」「エピローグ」)を歌い上げる。さらに山崎は「エリザベート」より「最後のダンス」を力強くパフォーマンスし、イベント本編は終了した。

アンコールでは、この日のゲストが勢ぞろいしてコブクロ「桜」を熱唱。観客もピンクのサイリウムを振って会場を桜色に染めた。締めくくりの「On your side」ではミュージシャンやダンサーたちのソロパートも展開し、イベントは盛況の中で閉幕。最後には来年秋に6回目の「THIS IS IKU」が開催されることも発表され、山崎は「これからも挑戦を続けていきます。ありがとうございました!」と観客にメッセージを送った。

「I AM 1936 presents THIS IS IKU 2023」

2023年3月21日(火・祝)※公演終了
東京都 東京ガーデンシアター

出演:山崎育三郎
ゲスト(五十音順):秋山竜次(ロバート)、木梨憲武、コブクロ、濱田めぐみ