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「イタリア映画祭2023」開催、元首相の暗殺事件をもとにした作品など14本上映

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「イタリア映画祭2023」ビジュアル

「イタリア映画祭2023」が5月に東京、6月に大阪で開催されることがわかった。

2001年に始まり、今年で23回目の開催となる「イタリア映画祭」。パオロ・タヴィアーニ監督作「遺灰は語る」がオープニングを飾り、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノが主演を務めた「ノスタルジア」、移民一家の密漁によって対立する人々を描いた「デルタ」、エマヌエーレ・クリアレーゼの11年ぶりとなる新作「無限の広がり」、3年経っても雨が降らないローマとその市民はどうなるかを問う「乾いたローマ」など14本がスクリーンにかけられる。

また特別上映作品として、同性愛に対する差別がはこびる時代に、教え子の青年と恋に落ちて投獄された実在の詩人の人生にインスパイアされた「蟻の王(仮題)」や、ジャンフランコ・ロージによる「旅するローマ教皇」がラインナップ。さらに1978年に起こったアルド・モーロ元首相の誘拐、暗殺事件をもとにした上映時間330分の「夜のロケーション」が日本で初上映される。

「イタリア映画祭2023」は5月2日から5月7日にかけて東京・有楽町朝日ホール、6月10日と11日に大阪・ABCホールで開催。東京会場のチケットは4月1日12時から、大阪会場のチケットは4月21日12時から、あさチケにて販売予定だ。

イタリア映画祭2023

2023年5月2日(火)~5月7日(日) 東京都 有楽町朝日ホール
2023年6月10日(土)、6月11日(日) 大阪府 ABCホール

上映作品

「スイングライド」
「あなたのもとに走る」
「ノスタルジア」
「警官ジジのアドベンチャー」
「デルタ」
「無限の広がり」
「乾いたローマ」
「奇妙なこと」
「キアラ」
「はちどり」
「遺灰は語る」

<特別上映>
「蟻の王(仮題)」
「旅するローマ教皇」
「夜のロケーション」

※記事初出時、タイトルに一部誤りがありました。お詫びして訂正します。