森絵都原作ミュージカル「カラフル」加藤梨里香・百名ヒロキら追加キャスト発表
ステージ
ニュース
せたがやこどもプロジェクト 2023 アミューズ×世田谷パブリックシアター ミュージカル「カラフル」チラシ表(宣伝写真:間仲宇)
せたがやこどもプロジェクト 2023 アミューズ×世田谷パブリックシアター ミュージカル「カラフル」の全出演者が発表された。
本公演は、森絵都のベストセラー小説「カラフル」(文春文庫)を、小林香の脚本・作詞・演出、大嵜慶子の作曲・編曲でミュージカル化するもの。死んだはずの“ぼく”の魂は、ガイド役のプラプラに導かれ、自殺を図った小林真として人生の再挑戦をすることになる。するとモノクロだった世界のイメージは少しずつカラフルに変わっていき……。
新たに出演が明かされたのは、主人公“ぼく”の両親役の彩乃かなみと川久保拓司、主人公の兄やクラスメイトを演じる加藤梨里香、百名ヒロキ、石橋陽彩、菊池和澄。なお既報の通り、主人公“ぼく”役に鈴木福、プラプラ役に川平慈英がキャスティングされている。
またこのたび、鈴木福、川平、小林香からコメントが到着。ミュージカルで初めて主人公を務める鈴木福は、上演に向けて「人として生きることの意味、今を生きること、この原作を通して感じるものがありました。大人から子どもまで、観に来てくださる方々に、素敵な作品を届けられるよう、精一杯がんばります!」と意気込みを述べる。川平は「原作の小説に心を奪われました。様々な形で舞台化、映像化されているこの作品ですが、大勢の人の気持ちを捉えて放さない澄んだパワーを、新しい形でお届けできたらと思います! 7年前に親子を演じた鈴木福くんと、今度は全く違うタッグが組めるのも嬉しい! 僕の演じるガイド役プラプラは、天使の他、様々な姿で登場するのでそちらもお楽しみに!」とコメントした。
東京・世田谷パブリックシアター初登場となる小林は「『カラフル』は世田谷パブリックシアターで初めて作られるオリジナルミュージカルです。ミュージカルは、人間のグッド・ハートを信じるところから始まる表現だと私は思っています。でも今を生きるのは、そんなこと言ってられないくらいハード。同じ事実に、違う真実を見つけ出す。このミュージカルを通して、若いお客さま、そして大人のお客さまにも、それを体感していただけるよう作っていきたいと思います」と語った。
公演は7月22日から8月6日まで世田谷パブリックシアターにて行われ、チケットの一般販売は5月21日10:00にスタート。
小林香コメント
「カラフル」は世田谷パブリックシアターで初めて作られるオリジナルミュージカルです。ミュージカルは、人間のグッド・ハートを信じるところから始まる表現だと私は思っています。でも今を生きるのは、そんなこと言ってられないくらいハード。朝起きたら朝日より重力を感じるし、学校じゃポジよりネガが優勢。ミュージカル「カラフル」には、タイトルに反してカラーレスな毎日を生きる男の子が登場します。同じ事実に、違う真実を見つけ出す。このミュージカルを通して、若いお客さま、そして大人のお客さまにも、それを体感していただけるよう作っていきたいと思います。
鈴木福コメント
今回、舞台、ミュージカルで初めて主人公を務めさせていただくことになり、世田谷パプリックシアターの舞台で、カラフルという作品の「ぼく」を演じることができてとても光栄です。人として生きることの意味、今を生きること、この原作を通して感じるものがありました。大人から子どもまで、観に来てくださる方々に、素敵な作品を届けられるよう、精一杯がんばります!
川平慈英コメント
原作の小説に心を奪われました。様々な形で舞台化、映像化されているこの作品ですが、大勢の人の気持ちを捉えて放さない澄んだパワーを、新しい形でお届けできたらと思います! 7年前に親子を演じた鈴木福くんと、今度は全く違うタッグが組めるのも嬉しい! 僕の演じるガイド役プラプラは、天使の他、様々な姿で登場するのでそちらもお楽しみに! 何度失敗しても、立ち上がるチャンスは必ず巡ってくる、そんな想いを皆さんと共有できたら嬉しいです。気づけば気の滅入ることの多いこの世界を、ステージのマジックでカラフルに!
せたがやこどもプロジェクト 2023 アミューズ×世田谷パブリックシアター ミュージカル「カラフル」
2023年7月22日(土)~8月6日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター
原作:森絵都「カラフル」(文春文庫)
脚本・作詞・演出:小林香
作曲・編曲:大嵜慶子
出演:鈴木福、加藤梨里香、百名ヒロキ、石橋陽彩、菊池和澄 / 島田彩、高井泉名、本田大河、鈴木大菜 / 彩乃かなみ、川久保拓司 / 川平慈英
※兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、茨城・水戸芸術館 ACM劇場、愛知・春日井市民会館でも公演あり。