カンヌで“審査員の心を射抜いた”、バイカー集団描く「Rodeo」特報解禁
映画
ニュース
「Rodeo ロデオ」ポスタービジュアル
第75回カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品された「Rodeo ロデオ」の特報がYouTubeで解禁。あわせてポスタービジュアルも公開された。
本作はバイクでアクロバティックな技を繰り出す男性中心主義的な集団の中で生きる女性ジュリアの姿を描いた物語。特報には男たちの秘密結社に単身乗り込んだジュリアが、周囲の反発を買いながらも、自分の地位を確立していく姿が切り取られた。
映画はある視点部門で“審査員の心を射抜いた”という意味のクー・ド・クール・デュ・ジュリー(Coup de coeur du Jury)賞を獲得。ノンバイナリーを公言するローラ・キヴォロンの長編監督デビュー作で、バイク関連のインスタグラマーとして活動していた演技未経験のジュリー・ルドリューがジュリアを演じた。脇を固めるバイカーもほぼ全員が“クロスビトゥーム”と称する本物のバイカー集団のメンバーたち。「アネット」「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」を送り出したシャルル・ジルベールがプロデュースに当たっている。
「Rodeo ロデオ」は6月2日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺で公開。6月3日よりK's cinemaほか全国で順次上映される。
(c) 2022 CG Cinéma / ReallyLikeFilms