いつも元気な2団体が後味の悪い作品を披露、三匹と三羽「WWW.」スタート
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三匹と三羽 vol.2「WWW.」より。(撮影:マック)
三匹と三羽「WWW.」が、昨日3月23日に東京・シアター711で開幕した。
これは、猿博打とかるがも団地の合同ユニット・三匹と三羽の第2回公演。脚本・演出を手がけるかるがも団地の藤田恭輔は、開幕に際し「三匹と三羽vol.2は、平成臭充満系インターネットサスペンス劇です。思えば生まれ年にwin95が発売され、ネットに一喜一憂され続けてきた人生だったような気がします。夢と絶望と嘘と本当とが綯い交ぜになった“それ”に、きっと私たちはこれからも蝕まれ続けるのでしょう!」と述べる。
猿博打の河村凌は「皆さまにとって“平成”はどんな時代でしたか。猿博打とかるがも団地という、いつも元気な両団体が、後味の悪い作品を作りました。まだお席が空いているのは、きっとこれを見たあなたのための空席でしょう、そう信じています。この雨は慈雨だと思います」とコメントした。
上演時間は約1時間40分で、公演は3月26日まで。なお、舞台映像のアーカイブ配信が、4月2日から30日まで行われる。配信の詳細は公式サイトを確認しよう。
藤田恭輔コメント
初日の幕が力強くあきました。
新しいことに挑戦する時というのはいつもそわそわするものです。
三匹と三羽vol.2は、平成臭充満系インターネットサスペンス劇です。
思えば生まれ年にwin95が発売され、
ネットに一喜一憂され続けてきた人生だったような気がします。
夢と絶望と嘘と本当とが綯い交ぜになった“それ”に、
きっと私たちはこれからも蝕まれ続けるのでしょう!
お席まだまだ余裕ございます! 駆け込み、お待ちしております! ドンミスイットです。
河村凌コメント
公演期間中は雨予報か続くらしいですが、
あいにくの雨なのか祝福の雨なのか、
どちらでもないようなどちらでもあるような。
信じ方で変わることってたくさんあって
捉え方次第と思っています。
皆さまにとって“平成”はどんな時代でしたか。
猿博打とかるがも団地という、いつも元気な両団体が、
後味の悪い作品を作りました。
まだお席が空いているのは、きっとこれを見たあなたのための空席でしょう、そう信じています。この雨は慈雨だと思います。
三匹と三羽 vol.2「WWW.」
2023年3月23日(木)~26日(日)
東京都 シアター711
脚本・演出:藤田恭輔
出演:板場充樹、村上弦、河村凌 / てっぺい右利き、後関貴大、小関えりか