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「高速道路家族」は“家族の意味を深く考える映画”、主演チョン・イルの来日も決定

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チョン・イル

韓国映画「高速道路家族」で7年ぶりにスクリーン復帰を果たしたチョン・イルの来日が決定。4月21日に東京・シネマート新宿で行われる初日舞台挨拶に登壇する。このたび出演の決め手を語るインタビューも公開された。

本作は高速道路のサービスエリアを転々としながら暮らすホームレス一家と、裕福な訳あり夫婦の偶然の出会いが火種となるスリラー。ドラマ「太陽を抱く月」などで知られるチョン・イルは、ホームレス一家の父親ギウを演じた。主演を引き受けることを即決したそうで「今まで演じた役とは雰囲気が違う人物を演じてみたいと思っていたときに台本を受け取りました。ギウはこれまで韓国映画では見られなかったキャラクターで、自分も今まで演じたことのない役柄。とても魅力的に感じて、脚本を読んですぐにやると言いました」と明かしている。

YouTubeで公開された本編映像の一部には、サービスエリアの敷地内に無断でテントを張って暮らしていたギウ一家が、職員からテントを撤去するよう注意を受けるシーンを収録。必死に抵抗するギウが職員を押し倒し、家代わりのテントが壊れてしまう場面となっている。チョン・イルは、ギウの人物造形について「ギウは社会から捨てられたのであって、自分の意志でホームレスになったわけではありません。あの姿が大黒柱として生きていく方法の中で、ギウが選択した最善だったのではないかと思います」と説明。これまで映画を6回鑑賞し、毎回違うポイントで涙が出たそうで「観るたびに新しい感情が生まれ、家族の意味について深く考える映画になったと思います」と作品への自信をのぞかた。

イ・サンムンが監督を務めた「高速道路家族」はシネマート新宿ほか全国で順次ロードショー。

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