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「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」新たに5作品、「おれ、夕子」に鈴木福・山本耕史ら

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「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」より、「おれ、夕子」場面写真。

藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」の追加作品とキャストが発表された。

「ドラえもん」の生みの親であある藤子・F・不二雄が、1960年代から1980年代にかけて110作品以上描いたSF短編。すでに「メフィスト惨歌」「定年退食」「テレパ椎」「昨日のおれは今日の敵」「流血鬼(前後編)」の映像化が発表されていたが、新たに「おれ、夕子」「親子とりかえばや」「箱舟はいっぱい」「どことなくなんとなく」「イヤなイヤなイヤな奴(前後編)」の放送が決定した。

死んだクラスメイトをめぐる怪事件から紐解かれる物語「おれ、夕子」には鈴木福、田牧そら、柴崎楓雅、山本耕史、喧嘩の絶えない父子の心が入れ替わる「親子とりかえばや」には青木柚、吹越満、望月歩が出演。「おれ、夕子」の脚本・演出は山戸結希、「親子とりかえばや」の脚本・演出は松本壮史が担当した。キャストコメントは以下に掲載している。

「おれ、夕子」「メフィスト惨歌」「定年退食」「テレパ椎」「昨日のおれは今日の敵」「親子とりかえばや」「流血鬼」は4月9日22時50分よりNHK BSプレミアム、BS4Kで毎週日曜に放送。彗星が地球に衝突する事態を前にパニックが巻き起こる「箱舟はいっぱい」、この世のすべてに実在感を持てなくなったサラリーマンの物語「どことなくなんとなく」、宇宙船の密室で繰り広げられる船員たちの攻防劇「イヤなイヤなイヤな奴(前後編)」は6月に放送予定だ。

藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ

NHK BSプレミアム、BS4K 2023年4月、6月 毎週日曜 22:50~
※各話15分、2話連続放送

4月9日(日)

「おれ、夕子」
「メフィスト惨歌」

4月16日(日)

「定年退食」
「テレパ椎」

4月23日(日)

「昨日のおれは今日の敵」
「親子とりかえばや」

4月30日(日)

「流血鬼 前後編」

鈴木福 コメント

藤子・F・不二雄先生のSF、すこしふしぎな世界に胸が踊りました。
僕×めがねで、藤子・F・不二雄先生の世界観、弘和が出せたら良いなと思います!
SFというと、僕もSuzukiFukuなので、SFですね!! 放送を楽しみにしていてください!

田牧そら コメント

藤子・F・不二雄先生の作品に携わることができること、そして山戸監督とご一緒できるということを聞いてすごく嬉しかったです。私が演じた夕子はとても優しい女の子です。夕子のセリフは、重みがあって、口にするのが苦しい瞬間もありました。ですが、衣装合わせや本読み、撮影の際に、監督やスタッフ、共演者の方々と一緒に、細かいところまでこだわって作り上げるのが本当に楽しかったです。「おれ、夕子」は少し切なく、でもとても温かい作品だと思います。この作品が少しでも多くの人の心に残ったら嬉しいです。

柴崎楓雅 コメント

僕の演じた勉吉は、今まで挑戦したことのないキャラクターだったので、そんな自分に戸惑いながらも、原作に少しでも近づけられたらと、全力で楽しみながら撮影を終えました。幼少期よりアニメや漫画で慣れ親しんだ藤子・F・不二雄先生の作品の仲間のひとりになれたこと、すごく嬉しく思います。「おれ、夕子」は、家族・友人それぞれの愛情がたくさん詰まったお話です。
是非多くの方に受け取っていただけたら嬉しいです。

山本耕史 コメント

原作は、子供を失って人の道理を外れたことまでしてしまう父親の悲しみと愛情の切ないストーリーですね。明るい作品のイメージの強い藤子作品の中では、重たいけれど愛のある作品です。16歳の田牧さんは自分の娘でもおかしくない年齢なので、リアリティをもって演技ができました。今回原作に寄せたヘアメイクをしてみましたが、漫画から読み取れる空気感を大切にしつつ、決してマンガチックにはなりすぎない重厚なドラマになっていると思います。各々の立場によって何を感じるかが変わる作品だと思いますが、愛と悲しさとちょっと未来も感じていただければと思います。

吹越満 コメント

親子が入れ替わるという楽しいファンタジーですがちょっと怖い話でもありますね。自分自身の19歳くらいのことを思い出しつつ演じればよかったので、当時のテキトー感を出すのはやりやすかったです。今もテキトーですからね。(笑) 父親を演じなくてはならなかった青木君のほうが大変だったと思います。若い人と一緒に仕事をするといつも羨ましいと思いますが、いざもう一回若者をやり直したいかというと躊躇しそうです。今回はカラオケで、普段は歌わない若い世代の歌を歌ったのですが、ものすごく聴きこんで練習しました。そのシーンはぜひ注目していただきたいです。

青木柚 コメント

遊び心に溢れた藤子・F・不二雄先生の描く世界。
独創的かつ普遍的で、いつの時代にも通じるような人情が詰まっている短編集に携わることができ、光栄に思います。自分が演じた甚六と同じように、身体の入れ替わりに戸惑いながらも、もどかしくて愛らしい親子の距離感を大事に撮影しました。現実離れしている展開でも、不思議と色々な世代の方が思いを重ねられるような、ユニークでじんわりあたたかい作品です。是非ご覧ください。

望月歩 コメント

父親の部下の亀田佐吉を演じさせていただきました。子供の頃から触れてきた藤子・F・不二雄先生の世界に携わらせてもらえることが幸せでした。この短編の原作は初めて見たのですが、もし自分に同じことが起きたら、きっと「今を大事にしよう」と思うんだろうなと想像しながら、自分の役を大切に演じました。親子の関係性が魅力的な作品ですので、ご家族で観ていただけると嬉しいです。

(c)NHK