バストリオ「ちちち」は現実と夢が混ざり合うライブパフォーマンス、原案は山下澄人著「壁抜けの谷」
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バストリオ #11「ちちち」ビジュアル
バストリオ「ちちち」が、4月27日から5月2日まで東京・SCOOLで上演される。
これは、山下澄人の小説「壁抜けの谷」を原案としたバストリオの新作。演出・音・照明を今野裕一郎が手がけ、作・出演に黒木麻衣、今野、坂藤加菜、中條玲、橋本和加子、よだまりえ、音作に高良真剣、本藤美咲が名を連ねている。
物語の舞台は、外の街を行き交う人々のざわめきが聞こえる雑居ビルの5階。扉を開けると、そこに身体の大きな男と身体の小さな女が現れ、ここではないどこか遠くの土地のことを話し始める。4人と、何も知らない1人は扉を閉め、男と女の言葉に耳を傾ける……。
本作では、原案小説に出てくる会話や、山下とバストリオにとってなじみある北海道の土地、バストリオのこれまでの創作などがコラージュされ、“東京と北海道の狭間で見聞きしたこと”と、現実と夢とうそと“感覚”が混ざり合うライブパフォーマンスが、生演奏を用いて展開される。なお4月28日公演ではアフタートークが開催され、ゲストとして思考家の佐々木敦が登壇する。
バストリオ #11「ちちち」
2023年4月27日(木)~5月2日(火)
東京都 SCOOL
原案:山下澄人「壁抜けの谷」(中央公論新社)
演出・音・照明:今野裕一郎
作・出演:黒木麻衣、今野裕一郎、坂藤加菜、中條玲、橋本和加子、よだまりえ
音作:高良真剣、本藤美咲