宝塚歌劇団でミュージカル時代劇「鴛鴦歌合戦」が初の舞台化

マキノ正博による1939年の和製オペレッタ映画「鴛鴦歌合戦（おしどりうたがっせん）」が初の舞台化。宝塚歌劇団の花組による公演として7月7日から8月13日にかけて兵庫・宝塚大劇場で上演される。このたび作品の宣材写真が公開された。

片岡千恵蔵が主演を務めた「鴛鴦歌合戦」は、長屋住まいの貧乏浪人と隣家の娘の恋仲にまつわるひと騒動を軽快なジャズに乗せて描いた時代劇ミュージカル。原作では町娘に思いを寄せる浪人と殿様という恋敵による争いの物語だったが、今回の舞台ではお家騒動の顛末も加え、花組オールスターキャストによるスケールアップしたミュージカル作品として生まれ変わる。主演は柚香光と星風まどか。脚本・演出は、同じく映画を原作にした「ミュージカル・キネマ『今夜、ロマンス劇場で』」を手がけた小柳奈穂子が担う。

オペレッタ・ジャパネスク「鴛鴦歌合戦」の一般前売りチケットは6月10日に発売。価格はSS席1万2500円、S席8800円、A席5500円、B席3500円となる。なお公演はネオ・ロマンチック・レビュー「GRAND MIRAGE!」との2本立てだ。東京・東京宝塚劇場でも9月から10月に上演を予定。

オペレッタ・ジャパネスク「鴛鴦歌合戦（おしどりうたがっせん）」
ネオ・ロマンチック・レビュー「GRAND MIRAGE!」

2023年7月7日（金）～8月13日（日）兵庫県 宝塚大劇場
2023年9月～10月（予定）東京都 東京宝塚劇場

※記事初出時より、情報を追加しました