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「THE SECOND」16組決定、次の対戦はマシンガンズVSランジャタイなど

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ニュース

ナタリー

「THE SECOND~漫才トーナメント」の「開幕戦ノックアウトステージ32→16」のトーナメント表。16組にまで絞られたトーナメントの勝者と採点が記されている。(c)フジテレビ

結成16年以上のコンビが漫才で頂点を狙う賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」の「開幕戦ノックアウトステージ32→16」が3月27日と3月28日に東京・フジテレビで開催され、出場者32組の中から次のステージに進出する16組が決まった。

今年2月の選考会を勝ち上がったコンビがトーナメント戦に臨み、1対1のタイマン形式でネタバトルを繰り広げた「開幕戦ノックアウトステージ32→16」。会場の一般審査員100人が持ち点3点、300点満点で審査した。その結果、2丁拳銃、スピードワゴン、流れ星☆、三四郎、COWCOW、超新塾、ラフ次元、ギャロップ、三日月マンハッタン、テンダラー、マシンガンズ、ランジャタイ、かもめんたる、囲碁将棋、タイムマシーン3号、金属バットの16組が「ノックアウトステージ16→8」へ進出。なお東京ダイナマイトも32組に残っていたが体調不良のため出場辞退している。

来月4月下旬に実施される予定の「ノックアウトステージ16→8」でもトーナメントは継続し、「流れ星VS三四郎」「マシンガンズVSランジャタイ」「かもめんたるVS囲碁将棋」「タイムマシーン3号VS金属バット」といった注目の対戦が続々。16組から絞られた8組が、5月にフジテレビ系のゴールデンタイムで生放送される最終決戦「グランプリファイナル」へ進出する。

このたび「THE SECOND」について「フジテレビ開局65周年×吉本興業110周年 特別番組」として放送されることや、「ノックアウトステージ16→8」「グランプリファイナル」でも審査を一般審査員が務めること、優勝者に賞金1000万円が贈呈されることなどが発表された。

「ノックアウトステージ16→8」進出コンビ コメント

2丁拳銃

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

川谷:ネタ時間6分というのは、なかなか難しかったですけど、気持ちよく漫才ができました。いつもの劇場と同じような感覚でできたのが勝因かなと思います。

今後の戦いへ向けての意気込み

小堀:(次回対戦する)スピードワゴンは、昔からよく知ってる後輩なんです。選考会も一緒で、その夜、小沢と2人で飲みに行ったんです。そこで「お互い頑張ろうな」って話してたら、まさかの同じブロックになってしまったという(笑)。だから対戦相手としては、ちょっとやりにくいかもわからないですね。

スピードワゴン

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

井戸田:会場に来るまでは、「普段のライブ通りやろう」って、ずっと自分に言い聞かせてたんだけど、いざ来てみたら、やっぱりどうしても緊張してきちゃって。だから、途中からもう、何も考えないことにしました(笑)。

今後の戦いへ向けての意気込み

小沢:(次回対戦する)2丁拳銃さんには昔からお世話になってるから、正直、あんまり当たりたくなかった。だから俺、次の試合までに、小堀さんのスキャンダルが出ないかなって期待してるの。何かテレビに出られなくなるくらいのことをしでかして、欠場してくれないかなって(笑)。

流れ星☆

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

たきうえ:今回の勝因は、ギャグを少なくしたことだと思います。今まで通りのギャグ中心のネタだと、「THE SECOND」では、あんまりウケないんじゃないかと思ったんですよね。だからギャグよりも、人間性が出るようなネタを持ってきました。

今後の戦いへ向けての意気込み

ちゅうえい:全試合が決勝戦のつもりで頑張ります! 出てるメンバー、全員強いですからね。開幕戦のプラス・マイナスも、僕は決勝のつもりで戦いましたし。本当の決勝戦まで心臓がもつかどうか、ちょっと心配ではありますけど(笑)。

三四郎

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

小宮:お客さんが審査するっていうのが新鮮でしたし、僕らは後攻だったので、対戦相手がさんざんウケたあとで、そのプレッシャーに負けないようにやらなきゃいけないっていうのも、なかなかの緊張感でした。タモンズとのタイマン勝負でありながら、自分たちとの戦いでもあったのかなと思います。

今後の戦いへ向けての意気込み

相田:(次回対戦する)流れ星☆さんとは、一緒に仕事をする機会も多いですし、ちゅうえいさんとは家が近所で、よく飲みに行くんです。だから今後1カ月、ちゅうえいさんを飲みに誘って、いろいろ聞き出したいなと。情報戦というか、ダマし合いになっていくと思います(笑)。

COWCOW

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

多田:僕らとなすなかにしと、点数は同点やったのに、ルール上、僕らの勝ちということになったわけですけど。あの2人に対しては、申し訳ない……というのもおかしな言い方ですが、ほんまに何と言ったらいいのか……素晴らしい漫才を見せてくれましたから。僕らとしては、今後、なすなかにしの分まで頑張ります、としか言いようがないです。

今後の戦いへ向けての意気込み

善し:できることなら、次のトーナメントは、なすなかにしも入れて4人で出たいですね。そして、5人組の超新塾と勝負したいなと。ダメですかね、それでもまだこっちのほうが1人少ないんですけど(笑)。

超新塾

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

藤原:変に緊張することもなく、楽しく漫才ができたと思いますね。

安富:ステージに出るまでは緊張してたんですが、始まっちゃったら楽しさのほうが勝ちましたね。

溝神:僕は逆に、出る前は平気だったんですけど……。

福田:お前、ふわっふわやったやないかい!(笑)

アイクぬわら:頼むよ、リーダー(笑)。

今後の戦いへ向けての意気込み

福田:大先輩のCOWCOWさんの胸を借りるつもりでぶつかっていくだけです!

溝神:開幕戦の“ふわっふわ”の汚名を返上する意味でも、頑張りたいです(笑)。

ラフ次元

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

梅村:僕ら、スケジュールの都合で開演ぎりぎりに入ったんですけど、今回はそれが効を奏しましたね。僕はもともと、めっちゃ緊張しいなんですけど、慌ただしすぎて、緊張する暇がなかったんで(笑)。

今後の戦いへ向けての意気込み

空:(次回対戦する)ギャロップさんは、すごく密接に仲良くさせていただいている先輩なので、戦いづらいことは間違いないんですが、それでもなるべく普段通り、楽しい舞台ができたらと思いますね。肩の力を抜いて、ふにゃふにゃ~っと漫才ができたらなと(笑)。

ギャロップ

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

毛利:僕らの漫才は、“熱量”をすごく大事にしているんですが、そういう意味では今回、うまいことギアが掛かったんかなと思います。あと、僕らが出場する時点で、大阪の仲間が軒並み敗退していたので、いい意味で開き直れたようなところもありました。

今後の戦いへ向けての意気込み

林:もちろんベスト8にも残って、決勝戦まで行きたいですね。決勝戦では、うまくいけば、全国ネットの生放送で漫才を3本も披露できるわけで、漫才師にとって、こんなに幸せなことはありませんから。自分たちの“セカンドチャンス”も少し見えてきたような気がするんで、頑張りたいです!

三日月マンハッタン

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

仲嶺:今回は本当に、たまたま運よく勝てただけだと思います。ツーナッカンさんとは、たったの4点差ですから。先攻と後攻が逆だったら、また違う結果になってたと思いますし、本当に紙一重の勝利で。ラッキーだった、としか言いようがないですね。

今後の戦いへ向けての意気込み

又吉:次の対戦相手は、大先輩のテンダラーさん。戦わせてもらえるだけでも光栄です。対策としては、テンダラーさんのネタを一回ちゃんと覚えて、やってみようかなと。そうやって、テンダラーさんを自分の体に入れることで(笑)、弱点も分かるし、戦い方も見えてくるんじゃないかと思います。

テンダラー

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

白川:自分たちのネタがハマるかハマらないかっていうのは、ほんまに水物で。先攻のフルポン(フルーツポンチ)も面白かったし、舞台に出ていくときは「大丈夫かな」みたいなことは、ちらっと思ったんですけど、なんとかハマって、ほっとしてます。

今後の戦いへ向けての意気込み

浜本:僕ら、(次回の対戦相手の)三日月マンハッタンのネタ、まだちゃんと見られてないんですよ。控室のモニターで、最後の20秒くらいを見ただけなんです。それでも、「あ、面白いんやろうな」っていうのが空気で分かりましたから。三日月マンハッタンとの戦い、すごく楽しみです。

マシンガンズ

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

西堀:今回は無欲の勝利、ということに尽きますね。先攻のガクテンソクの漫才を見て、すぐに「負けたな」って思ったぐらいですから。でも、そのおかげでめちゃめちゃリラックスできたんですよ(笑)。あとはもう、自分たちにできることをやるしかないぞって。

今後の戦いへ向けての意気込み

滝沢:(次回対戦する)ランジャタイに勝つには……とりあえず、声量では勝ちたいかな(笑)。とにかく開幕戦と同じように、気楽にやりたいです。で、その結果、テレビに出られたら儲けもんかなって思います。

ランジャタイ

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

国崎:実は僕ら、ルールがよく分かってなくて。開幕戦からは、ネタが6分30秒を過ぎたら強制暗転されるって聞いて、汗だくになっちゃって……。

伊藤:インポッシブルさんも知らなかったらしくて。始まる前、2組ともずっと楽屋でうなだれてました。

今後の戦いへ向けての意気込み

国崎:(次回対戦する)マシンガンズさんの口を、ガムテープでふさごうと思ってます。それで僕らの勝ちかなと。

伊藤:まぁ本当にやったら負けだけどね、反則で。

かもめんたる

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

う大:今回の勝因は……今日の会場が東京だったっていうことは大きいと思います(笑)。

槙尾:確かに! 大阪でやってたら、モンスターエンジンさんの勢いが違ってたかもしれませんよね。

今後の戦いへ向けての意気込み

う大:次も新ネタをやりたいとは思ってるんですけど、相手はあの囲碁将棋ですからね。勝ち目のない戦いに、そこまで本気で挑むっていうのも……(笑)。

槙尾:だったら、いっそ思いっきり空振りするぐらいのことをやるのもいいんじゃない? 「絶対勝つ気ねえだろ」みたいなネタとか(笑)。

囲碁将棋

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

文田:憧れのシャンプーハットさんと対戦できただけでも光栄なのに、勝てるだなんて、めちゃめちゃうれしいです。正直、なぜ勝てたのか、いまだに分からなくて。お客さんに勝たせていただいたんだと思いますね。

今後の戦いへ向けての意気込み

根建:(次回対戦する)かもめんたるさんは先輩なので、ただただ胸を借りるつもりで、ぶつかっていくだけですね。

文田:勝ちたいというより、ウケたいです。僕らもウケて、かもめんたるさんもウケて、で、僕らの点数のほうが少しだけ高かったらうれしいなって。

タイムマシーン3号

「ノックアウトステージ32→16」を振り返って

山本:スリムクラブの漫才と僕らの漫才とでは、全然タイプが違うじゃないですか。そんな中で今回たまたま、どっちかといえば僕らのほうが好きかなっていうお客さんが多かっただけで。別の会場でやったら、また結果は変わってくるでしょうし。本当に運がよかっただけだと思いますよ。

今後の戦いへ向けての意気込み

関:こっちがたたみ掛けるようなネタをやったら、向こうはのんびりやってるように見えるのか。果たしてそれは、どっちが有利なのか……これから、そういう作戦をいろいろ考えたいと思います。

金属バット

──「ノックアウトステージ32→16」では、対戦するはずだった東京ダイナマイトへのリスペクトの思いを込めて、“刀”をかざしながら、彼らのネタをカバーしていましたね。

友保:あれはリスペクトじゃないんですよ。東京ダイナマイトさん、今回もきっと刀持ってくるだろうと思って、俺らも武装してきただけなんです。

小林:ネタをやるときに刀を持ってると、なんか安心感があってよかったですけどね。

──東京ダイナマイトへのメッセージをお願いします。

友保:早く健康になって帰ってきてください、マジで。

小林:ほんまにみんな心配してますから。

──今後の戦いへ向けての意気込みは?

友保:次の試合までまだ1カ月あるんでね、何も考えてないです。

小林:とにかく、しっかり睡眠を取って、健康第一で暮らしたいと思います。タイムマシーン3号さんも「THE SECOND」のことを考えるより、よく寝たほうがいいと思いますよ。

THE SECOND~漫才トーナメント~「ノックアウトステージ16→8」

Aブロック:2丁拳銃 VS スピードワゴン
Bブロック:流れ星☆ VS 三四郎
Cブロック:COWCOW VS 超新塾
Dブロック:ラフ次元 VS ギャロップ
Eブロック:三日月マンハッタン VS テンダラー
Fブロック:マシンガンズ VS ランジャタイ
Gブロック:かもめんたる VS 囲碁将棋
Hブロック:タイムマシーン3号 VS 金属バット

フジテレビ開局65周年×吉本興業110周年 特別番組「THE SECOND~漫才トーナメント~」

フジテレビ系 2023年5月
※ゴールデンタイムで「グランプリファイナル」生放送
<出演者>
司会:東野幸治