アリ・アスターが新作の新映像で語る「負け犬の気分を味わわせてあげたい」
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「Beau Is Afraid(原題)」ポスタービジュアル(写真提供:A24 / PLANET PHOTOS / ゼータ イメージ)
「ミッドサマー」「ヘレディタリー/継承」のアリ・アスターが監督を務めた「Beau Is Afraid(原題)」の新たな映像がA24のYouTubeチャンネルで解禁された。
「ジョーカー」のホアキン・フェニックスが主演を務めた本作は、偏執狂の男ボーが母親のもとに帰るため壮大な旅に出る物語。映像には本編の一部や撮影風景、そしてアスターが本作について語る様子が収められている。
10年にわたって本作を構想していたというアスターは「実際にこの映画を作っているということが信じられないとも思っているんだ。これは壮大で巨大な作品。細部の中にまた細部がある」と述懐。「1人の人間の人生や、その人そのものを通り抜けるような映画を作ってみたかった」と語る。
そして「これはユダヤ人の『ロード・オブ・ザ・リング』みたいなものなんだ。主人公は母親の家に行こうとしているだけなんだけどね」と説明。最後に「負け犬の気分を味わわせてあげたいな」と言って楽しそうに笑う。
「Beau Is Afraid」は4月21日にアメリカで公開。日本ではハピネットファントム・スタジオ配給で2023年内に公開される予定だ。フェニックスのほかネイサン・レイン、エイミー・ライアン、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、ヘイリー・スクワイアーズ、ドゥニ・メノーシェ、カイリー・ロジャーズらが出演した。