Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > バラエティ豊かな絵本を基に縦横無尽に広がる言葉の世界を紹介『谷川俊太郎 絵本★百貨展』4月12日より開催

バラエティ豊かな絵本を基に縦横無尽に広がる言葉の世界を紹介『谷川俊太郎 絵本★百貨展』4月12日より開催

アート

ニュース

ぴあ

『絵本』(作・写真、谷川俊太郎) 的場書房 1956(2010 復刊 澪標)

続きを読む

フォトギャラリー(10件)

すべて見る

詩人・谷川俊太郎の仕事から絵本に焦点を当てた展覧会『谷川俊太郎 絵本★百貨展』が4月12日(水)〜7月9日(日)、PLAY! MUSEUMで開かれる。

1952年に詩集『二十億光年の孤独』でデビューして以来、詩だけではなく、ラジオドラマの台本や記録映画の脚本、歌の作詞、翻訳など言葉によるさまざまな作品を生み出してきた谷川俊太郎。そのなかで「最も自分に向いてると思ったのが絵本」だという。「言葉だけの詩と違って写真や絵が伴うと世界が一挙に広がるし、具体的になる、そこに魅力を感じて絵は描けないけれど、まず何をどう扱うかという絵本のコンセプトを考えて、限られたページ数の中で各場面をどういうイメージで組み合わせるか、また言葉と絵や写真が一緒になることでどんな新しい世界が生まれるかなど、詩を発想するのとは次元の違う興奮がありました」(谷川)。

絵本作りは1960年代から本格化し、和田誠、堀内誠一、長新太、タイガー立石、皆川明、tupera tuperaなど多彩なクリエイターと共作している。『まるのおうさま』(絵・粟津潔)などの認識絵本、『もこ もこもこ』(絵・元永定正)などのナンセンス絵本、『へいわとせんそう』(絵・Noritake)のような考える絵本、『かないくん』(絵・松本大洋)などに見られる「死」の表現。それら多種多様な絵本を同展では「百貨店」と名付けた。選び抜かれた約20冊の絵本の世界を、アートディレクター、映像作家などさまざまなクリエイターたちが、朗読、アニメーション、インスタレーションなどの形で表現する。

そのほか、谷川さんが“すきなもの”に唐突に遭遇する新作『すきのあいうえお』を発表。また、PLAY! SHOPでは、「言葉をもちかえる」とテーマに、「言葉を着る」アパレル、「言葉を食べる」食品などグッズも販売される。いろいろな形になって現れる “谷川さん”の言葉の世界へ出かけよう。

<開催情報>
『谷川俊太郎 絵本★百貨展』

会期:2023年4月12日(水)〜7月9日(日) ※会期中無休
会場:PLAY! MUSEUM
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
料金;一般1,800円、大学1,200円、高校1,000円、中小600円
※立川割あり、お土産付き
公式サイト:
https://play2020.jp/

フォトギャラリー(10件)

すべて見る