「サントメール」特報解禁、ケイト・ブランシェット「この監督に演出されたい」
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「サントメール ある被告」ティザーフライヤー
第79回ヴェネツィア国際映画祭にて銀獅子賞(審査員大賞)と新人監督賞を受賞した「サントメール ある被告」の特報がYouTubeで公開された。
フランス北部の町サントメールで実際にあった裁判をベースにした本作。若き作家ラマは、生後15カ月の幼い娘を殺害した罪に問われた女性ロランスの裁判を傍聴する。ロランスは本当に我が子を殺したのか。本人や娘の父親の証言も何が真実がわからない中、ラマは被告の母親と知り合う。セネガル系フランス人のアリス・ディオップが監督を務め、ラマをカイジ・カガメ、ロレンスをガスラジー・マランダが演じた。
このたび公開された映像には、実際の裁判記録をセリフに使用したという法廷シーンが映し出される。ケイト・ブランシェットの「ここ10年のフランス映画で最もパワフル。この監督に演出されたい」というコメントも収められた。
「サントメール ある被告」は7月14日より東京のBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で順次公開される。
(c) SRAB FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA – 2022