幻の「DOOR2」製作から32年、初の劇場公開
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「DOOR2 デジタルリマスター版」ポスタービジュアル
「愛の新世界」「夜明けまでバス停で」の高橋伴明が監督を務めた「DOOR2」が1991年の製作から32年の時を経て初の劇場公開。デジタルリマスター版となって明日3月31日より東京・池袋HUMAXシネマズで公開される。
本作は平穏な日常に潜む恐怖を描いたサスペンスホラー「DOOR」シリーズの第2弾。かつてVHSが発売されたが、制作会社の倒産により長らくフィルムが行方不明になっていた幻の作品だ。高橋の依頼から捜索が始まり、16mm原版ネガとポジフィルムが発見され、このたびデジタルリマスター化が実現。R15+指定作品として封切られる。
主人公はコールガールの仕事をアルバイト感覚で始めた女子大生・愛。そこで出会った男たちとの変態的なプレイ、そして好きになった贋作画商・間宮との関係をエロティックに描き出す。VHS発売時のタイトルは「DOORII TOKYO DIARY」。青山知可子が主演を務め、ジョー山中、風見しんご、岩本千春、飛田ゆき乃、山田辰夫、寺田農、峰岸徹、大杉漣、犬塚弘、高橋惠子が出演した。
池袋HUMAXシネマズでは3月31日の上映回に高橋による初日舞台挨拶を開催。また4月6日までの1週間限定で「DOOR デジタルリマスター版」も上映される。